少しずつ四字熟語を勉強しようと思って始めました。
けっこう得意な方かと自分では思っていたのですが、それは小学生レベルの内容で得意と思っていた思い込みだったと分かったので、ちょっと勉強し直そうと思ったのです。
読める、書ける、意味が言えるを再チェック。
これ、ちょっと面白いです。ずっと知っていたと思っていた事も、思い違いがあるというか、そうだったのかと思ったものもありました。
また知ってることにも、突っ込みながらチェックを入れてみると、それも楽しいです。
14日
「愛別離苦 曖昧模糊 青息吐息 悪事千里 悪戦苦闘 阿鼻叫喚 阿諛追従
安心立命 暗中模索 安寧秩序」
この中の「安心立命」って「天命を悟って、心安らかな事。」
この場合の「天命」って、「 天の命令。天が人間に与えた使命。」かまたは「天の定めた寿命。天寿。」の意味があるのだけれど、そのどちらかで、だいぶイメージが違うと思いませんか。私には後者の意味なんではないかと思えてしまうのですが、本当はどうなのかしら。と、言う事で調べてみたら、外れていたことが分かりました。
「信仰によって身を天命にまかせ、心安らかにして、何事にも動じないこと。
- 注記
- 「安心」は、仏教のことばで、仏に帰依して心を乱さないこと。「立命」は、儒教のことばで、天命にまかせること。「あんじんりゅうめい」「あんじんりゅうみょう」とも読む。また、「立命安心りつめいあんしん」ともいう。」https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%AE%89%E5%BF%83%E7%AB%8B%E5%91%BD/ から
深いですね~ !!
私がうっかりやってしまいそうなものは、「阿諛追従」。「ついじゅう」って読んでしまいそうです。「あゆついしょう」だからね、自分 !!
だけど私は、この「阿諛追従」が苦手なものだから、あちらこちらと尖がって、疲れ果てて生きているのだなと思います。(人におもねりこびて、従う事)
それから「へぇ」と思ったのは、「阿鼻叫喚」で地獄で泣き叫ぶ事で良いのですが、「叫喚」自体が、「叫喚地獄」という意味だったのだと、初めて知りました。つまり「阿鼻」は「無間地獄」を表し、「叫喚」は「叫喚(焦熱)地獄」を表していたのです。地獄で焼かれ続け叫び喚き続けるという苦しみ・・・・って穴おそろしや。
地獄×2ですから、これからは
「その事件現場は、阿鼻叫喚の場と化していた。」という文があったら、今までの3倍は恐ろしく感じるに違いありません。
とにかくも、早くコロナが収まって「安寧秩序」の日々になる事が出来ますように。