「#四字熟語のお勉強 その3」の続きです。
18日
「一心同体 一心不乱 一世一代 一石二鳥 一知半解 一朝一夕 一長一短
一得一失 威風堂々 一刀両断 意馬心猿 葦編三絶」12
19日
「意味深長 因果応報 因循姑息 隠忍自重 有為転変 紆余曲折
右往左往 右顧左眄 有象無象 海千山千 雲散霧消」11
《読み方》
18日
「いっしんどうたい いっしんふらん いっせいちだい いっせきにちょう
いっちはんかい いっちょういっせき いっちょういったん
いっとくいっしつ いふうどうどう いっとうりょうだん いばしんえん
いへんさんぜつ 」
19日
「いみしんちょう いんがおうほう いんじゅんこそく いんにんじちょう
ういてんぺん うよきょくせつ うおうさおう うこさべん
うぞうむぞう うみせんやません うんさんむしょう」
この中の「意馬心猿」と言うのは「馬や猿が騒ぐのを抑えがたいように、欲情で心が迷うのを抑えがたい事。」と、テキストに書いてありました。
「欲情」と言うもの限定なのか。
それだと、中学生に「『意馬心猿』ってなんですか ?」と聞かれたら、チト答え辛いものがあるなと、私は感じました。それで「欲望」に置き換えてしまいそうです。
だけど、人と言うものは覚えたてのものは、「一知半解」な知識であっても使ってみたいものです。大きな声で「意馬心猿~!!」とか叫びながら、ペコペコになったお腹を満たすために、コンビニに立ち寄り肉まんなどを買い求め外で立ち食いし、その時レジの後ろに立っていた知識人が、眉をしかめると言う事にでもなったらと思うと、迂闊な事は言えないなと思いました。
と言っても、99.9%は、そのような事は起きないのですが。
だから他のサイトでも調べ直してみました。そこには「煩悩ぼんのうや情欲・妄念のために」と書いてありました。それだったら、「欲望」に置き換えてもセーフですね。
だけど、そこに書いてある「妄念」とは、「迷いの心。誤った思いから生じる執念」と言うもので、「誤った思いから生じる執念」で考えると、四字熟語の『意馬心猿』は迷路に迷い込んでしまいそうな言葉だなと思いました。(でもきっと本質は単純 !)
因みに「一知半解」はなまかじり。または良く知らない事を言います。
今回のお気に入りになった言葉は「葦編三絶」です。
それは「書物を綴じた紐が三度切れるほど、熱心に読書する事。熟読する事。」
熱心に何かをすることが伝わってくる言葉は素敵ですね。
そんな経験はないのですが、我が家には「葦編三絶」をされた本ならありますよ。
でもこの本を読んで、読書とは言わないかな。
その本って言うのは「ウォーリーをさがせ」です。
あまりにもみんなが熱心に読むので今は解体新書になってます。←ちがーう !!!
「因循姑息」は古い考えやならわしに拘り、一時逃れの方法を探すさま。
「隠忍自重」はじっと我慢して、軽はずみな行動をしない事。
「右顧左眄」は右を見たり左を見たりしてためらう事。
ちょっと意味を知らない言葉が多くありました。特に「因循姑息」はどうやって使うのかなと、用例を調べてみました。
『しかるに幕府の攘夷論じょういろんはとかく因循姑息に流れて埒らちが明かぬ、<福沢諭吉・福翁自伝>』
要するに「その場しのぎ」。
そうすると、「この国のコロナ対策は、どう見ても因循姑息なやり方だったと思わざるを得ない。」とかに使うのだなと、・・・・・・一応、分かりました。
ともかくも、今は「隠忍自重」の時代ですね。
明日も引き籠ると言いたいのですが、歯医者にはいかねばならず・・・・・
ああ、むしろ引き籠っていたいなと思いつつ・・・・