森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

春待つ森を歩く

2021-01-16 22:22:54 | お散歩&写真日記

昨日、歯医者の帰りにふと思い立って、街の中の森「こんぶくろ池」に行ってみました。

人はいくつになっても体は鍛えられると聞きましたが、その逆もありで、油断したらあっという間に衰えてしまうのだと、その時思い知らされました。

なぜなら、自転車を走らせても走らせても着かないと感じたほど、そこが遠く感じてしまったからでした。ドラマや映画の録画消化の毎日は楽しいけれど、それこそ「油断」の引き金になっているのだと思いました。

ところで、やっと着いて、その池を見た私は吃驚してしまいました。

この渇水の池の有様に。

確かに最近雨はホンのお湿りほどしか降ってなかったです。

だけどここは湧き水じゃなかったのかしら。大堀川や手賀沼の源流ではなかったのかしら。

思わず首をかしげてしまった私です。

冬枯れの風景は、けっして嫌いではありません。

だけどこの森は、やはり春や夏や、そして秋の方が断然美しいのだなと思いました。

すぐ下に、美しい夏の「こんぶくろ池」の画像を載せてみました。

(夏)

下の画像。家に帰って来てから、これは何を撮ったのだろうかと思ってしまいました。

(今)

(今)

そうでした。弁天池からこんぶくろ池までの湿地帯を撮ってみたのです。

やはり夏はこんな感じと、比べる画像を載せてみました。

(夏)

(今)

 

(夏)

ああ、早くキラキラした緑の季節が来ないかなぁ。

(今)

「こんぶくろ池自然の森」と言う場所は、少しずつ姿を変えています。以前は入って来られたところに塀が出来ていました。

いつかこの森も、「完成した姿」を見せる時が来るのかも知れません。

美しいとは言えないかも知れない街の中の、1月の森。

だけど木々の名前プレートを見て歩くだけで、なんだか春への期待が膨らんだ私でした。

上の木は「イヌビワ」。花の開花期は4月から5月ですって。どんな花が咲くのかしら。

下の木は「ヤマザクラ」。普通に桜もあるんだね。

コブシも咲いて、

これは秋楽しめる「ムラサキシキブ」。だけど花は6月ですって。どんな花が咲くのかなと調べてみたら、これは、凄く可愛らしい。絶対に6月には来なくっちゃ♪

ええと、これは ?

あらっ ?

なんであっちの方を向いているのかしら。

誰も見る事が出来ないじゃないの。

覗き込んでみると・・・

ああ、ツゲかと思いました。

だけど、家に帰ってから、ちょっとツゲはどんな花が咲くのかしらと検索したら、これは名前が違うかも知れなくて、誰にも見せたくないからあっちの方を向いていたのかなと思いました。

「イヌツゲ」という植物もいて、葉が互生。ツゲは対生なんですって。花の形も違うから、やはり春になって、この花を確認する楽しみが生まれました。

だけどこの場所に迷わずに行けるかしら。

サクサクサクと枯れ葉フミフミ

冬の森を歩いてきました。

ひとりで歩いてきましたが、とっても楽しかったです。 

 


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