次の感想は、年末に放送された「岸辺露伴は動けない」です。またもお正月に夫のお昼寝タイムに1話と2話を見ました。どれだけ彼のお昼寝は長いのかってところですが、その時録画リストを見て
「あっ、しまった。『4』がない.録画失敗した?」と思ってしまいました。近頃、「宇宙戦争」でも4つ録画して、まだ見ていない「モース」も前話も含めて4つ録画したのです。4と言う数字に囚われてしまったようです。
3夜連続なんだから、「3」までで良いのに決まりじゃないですかねぇ。
新年早々危ないぞ、私 !!!
だけどそう感じるほど面白かったのですよ。
あと1話しかないと思ったら、惜しいような気がして、お昼寝タイムのスキを狙わず、彼がお仕事に行った5日の朝に見ました。
最近は、大好きだったジョジョシリーズも読んでいないし、なんかこれを見て、また彼の作品に戻ってみようかなと思いました。とりあえずは、これの原作は読む予定 !
ひとつの楽しい事に出会うと、次の楽しい事への予定に繋がっていくのが、また楽しいと言えますね♡
『1話ー富豪村』
杜王町のジョジョワールド・・・・・とは言えないかも知れませんが、岸辺露伴の奇妙な世界の雰囲気が伝わって来て、凄く良かったと思います。
スケールが大きいのか小さいのか分からなくなるという、そこから混乱している世界観が杜王町で、露伴はそこの住人だから、いっけん規格外のようなクールな人に見えるけれど、意外と常識のある人なんですよね。←既にこの文も混乱しているな。(心の声)
ちゃんと読者の事を考えていて、読者に危険を及ぼすような話はネタにしないというのも良かったし、最後に留置所にいる空き巣に、漫画の差し入れをするのも露伴の優しさを感じられる一面でした。
紅茶のマナーのシーン、なんだか漫画で見たくなった理由はそこにあったかも。凄く小さい迷うシーンを、荒木先生は凄く丁寧に描くじゃないですか。見開かれた目とか震える指とか、汗とか、どのように描かれているのかと確かめたくなりました。
案内人の段階で、あのように濃密。
富豪村の住人たちは、いったいどのように勝ち残ったのか、どんな人なのか、本当は気になるし、ラスボスも気になるし・・・・・。
だけどそこを求めてはいけないのが、杜王町のルールなのね。
と言うわけで、
『2話ーくしゃがら』
あー、やばい !!
「くしゃがら、くしゃがら」って私がなってしまいそう。なんたって暗示に弱いものだから。
そう思ったら、最後に「視聴者の安全の為に言葉は変えてあります。」という但し書きが出て、私は思わず、乾いた笑いを・・・ははははは
メチャクチャ面白かったですね、これ。
志士十五先生の森山 未來も凄く良かったです。
岸辺露伴(高橋一生)泉京香(飯富まりえ)、そして志士十五先生(森山 未來)のメンバーで、また違うお話を是非みたいなと思ってしまいました。
この「くしゃがら」は「岸辺露伴は叫ばない」という短編小説集に収録されている作品らしいですね。
「3話ーD・N・A」
1話目からちょっとずつ出ていた、京香が押しかけ恋人をやっている平井太郎(中村倫也)の物語。瞳はオッドアイで、言葉を逆さにしかしゃべる事が出来なくて、やたらどこでも潜ってしまう娘を持っていたら、そりゃ母親はメチャクチャ心配だと思います。
だけど彼女の「本」を読んだ、露伴は普通の子供だとつまらなそうに言うのでした。
ここ、さりげない所だけれど、意外と心に残りました。母親が心配になるほどの個性の持ち主でも、その心配は、子供の成長と共に無くなっていくのかも知れない、ささいなことなんですよね、きっと。
三冊の「本」が皆手を差し伸べ合って、そして繋がっていく飛び出す絵本になっていたのは、ファンタジーだなとホンワカとしました。子役の少女も可愛らしかったですね。
しかし、京香の「本」はファッショう雑誌風でしかも薄っぺらくて・・・・思わず、そっちに目が行ってしまいました(笑)
凄く楽しかった「岸辺露伴は動かない」。
「シーズン2」を是非やって貰いたいと、切に望みます !!!
《オマケ》
私って影響されやすい人(暗示にもかかりやすいけれど)。
昨日は仕事始めで、子供がうっかりミスの言い訳をなんじゃらかんじゃら・・・
「そうだろうなぁ !!」と私。←露伴風
「ああ、私、朝見たドラマの影響で、今日は言葉が荒いです。」
と言って、子供と二人で笑い合いました。
・・・・