ユリ（4）～オニユリ２種

全国的に自生が見られるオニユリと、対馬にのみ自生した黄金オニユリです。
　
北海道から九州の平地から低山で見られる「オニユリ」（鬼百合）です。　
　

　
７月中旬から、庭の南側、紫モクレンと花梅の樹下で、ムカゴから育った苗が開花しました。
　

　
オレンジ色に暗紫色の斑点をもつ花弁は、強く反り返ります。　
　

　
葉の付け根に暗紫色のムカゴを作り、周辺の鉢からもムカゴ苗が育ってきます。　
　

　
草丈が１m程に伸び、地下の鱗茎は、食用になります。　
　

　
　
「黄金オニユリ」は、オニユリの突然変異種と考えられ、対馬にのみ自生しました。　
　

　
サルスベリとキンモクセイの樹下で、７月上旬から開花し始めました。　
　

　
我が家ではオニユリよりも強勢で、草丈も２m近くまで伸びました。　
　

　
ムカゴで殖えて、他の鉢を占領してしまうことがあるほどですが、　
　

　
自生は皆無状態と聞いています。　
　

　
花形はオニユリと同じですが、黄色い花弁に褐色の斑点が目立ちます。　
　 

　
庭の南西、隣家との境界の樹下を、８月初めまで、ひときわ明るく照らし出しました。