「ミョウガ」(茗荷)はショウガ科の多年草です。
東アジア原産で、日本に野生種は無いそうです。
自宅北側の塀沿いと、少し離れた空き地の端にフキと一緒に植え、
放任栽培ですが、春のフキノトウ、初夏のフキの葉柄、
夏から秋のミョウガの花穂を、食材として利用しています。
地下茎から直接蕾が出て、開花したミョウガの花です。
夏に雨が降らなかったので、蕾の出が遅れ、
8月中旬になって蕾の一部が顔を出しました。
8月末、花を咲かせましたが、5倍体のため結実は稀で、
私はまだ、果実を見たことがありません。
しばらく見に行かず、9月下旬には一斉に多くの蕾が開花中でした。
放っておくと、1つの蕾から次々と開花し、蕾の中がスカスカに
なって、土や砂が入り込み、食材に適さなくなります。
庭のススキに寄生するナンバンギセルの種子を、
ミョウガの株元に蒔き付けてみると、9月末には花を咲かせました。