「キンモクセイ」(金木犀)は、モクセイ科の常緑小高木です。
中国原産で、江戸時代に渡来しました。
雌雄異株ですが、雄株の方が花着きが多いので、
日本に来たのは雄株だけ、挿し木で殖やされて広まったのです。
樹姿や花が見えなくとも、甘い香りで存在と季節を知らせます。
庭を作り変えた時植えた苗木も、3m程に成長し、
たくさんの花を咲かせました。
9月23日、まだ緑の蕾です。
3日後の26日には、こんな風に開花の準備が出来ました。
以下は、9月29~30日に撮った満開時の画像です。
上は南から、下は北側から撮りました。
オレンジ色(橙黄色)の花は、咲き始め程強く甘い香りを漂わせます。
花をアップして見ると、
花粉を付けた2本の雄しべと、不完全なメシベがあります。
紫色に熟すという果実は中国に行かないと見れない?
花は長持ちせず、一斉に散り敷かれてしまいました。
ほぼ同じ時期、ギンモクセイも白花を開花させました。
(後日アップします)