西王母(セイオウボ)ツバキは、庭植えは秋に開花し、
雪で傷んで、春にはわずかに残り花が咲きました。
東側軒下で、3月末に咲いた花です。
挿し木で育った予備の鉢植えは、
秋には咲かずに春4月上旬に咲きました。
中国の神話上の女神:西王母が、漢の武帝に与えたという
3千年に一度実が生るという西王母が桃、
この蕾が、その桃に似ているところから、名付けられたそうです。
淡桃色地に紅のボカシが入る、一重の筒咲き、中輪の花は、
幕末に加賀で作出されたそうで、茶花によく利用されます。