「ヒサカキ」(非榊、姫榊)はツバキ科又はサカキ科の常緑小高木で、
葉は小さいが革質で艶があり、枝が横向きに出ます。
榊(サカキ)の代替として、宗教的に利用され、
市内のスーパー等では、切り枝をサカキとして販売しています。
鳥が運んできた種で勝手に他の鉢で芽生えて、その鉢を占領しました。
3月末の花、
枝の下側に、白~クリーム色で壺型の花が多数咲きます。
独特の芳香(臭気)を放ちます。
4月初め、
花後の果実は9月中旬までは緑色で、
10月には黒色になり、
11月下旬の黒い実は、径4~5mmほどの球形の液果です。
「日高ミセバヤ」は北海道東部日高地方の固有種で、
山地の岩場や海岸に自生する小型種です。
青色味を帯びた葉が対生し、紅紫色の小花が球形に咲きます。
夏の猛暑でダメージ受けて、例年より遅れて、僅かな開花でした。
11月初めに蕾が開き始め、
その4日後、花弁が十分に開けません。
11月中旬、
12月初め、まだ花が着いていますが、
紅葉した葉が枯れ落ちてきました。
昨年は10月中旬には、下画像のような満開でした。