共に初夏を代表する花木です。 上4枚はオオヤマレンゲ(大山蓮華)の蕾と開花
の姿です。関東以西に自生するモクレン科の落葉低木で、直径6cm位の花を下か横向
きにつけ、純白の花弁に赤い雄しべが目立ちます。
白い花弁は痛みやすく長持ちしませんが、その儚さも含めて惹きつけられます。
接木苗のためか、鉢植えを庭植えにしても樹高は大きくならずに毎年花をつけます。
ナツツバキ(夏椿)は、宮城県以西に自生するツバキ科の落葉高木で、白の5弁花
は1日花です。庭の2箇所に植えてあるのですが、今年も開花しません。(鉢植えの時
は良く花をつけたのですが・・・ )
下の写真は「夜明け前」という品種の挿し木苗で、4号駄温鉢植えです。
品種改良か外国から導入された? 小輪ですが紅を差す花弁が魅力的です。
上左2枚はトゲが鋭いバラ科の常緑低木で、もと鉢植えを地植え
にしたピラカンサの花です。 秋に生る赤い実は、1月末にヒヨドリ
が食べるまで着いています。
右2枚はナツハゼの花です。ツツジ科の落葉低木で、秋の黒実は
食べることができ、紅葉もきれいです。
下左端はニシキギ科の落葉性つる植物で、淡緑色の地味な小花をつけたツルウメモ
ドキです。 黄色い外皮と赤い種子コントラストから、生花材として良く使われます。
次の2枚はモチノキ科の落葉低木で、下向きにつける淡紫色の小花が良く見ると美しい
ウメモドキです。 雌雄異株ですが、雌木1本だけで赤い実をたくさん着けます。
右端が現在開花中のムラサキシキブ(紫式部)で、クマツズラ科の落葉低木です。
一般に売られているものはコムラサキで、木姿や実の着き方が違います。
紫に輝く美しい実は、雪囲いの中で冬の間に小鳥が食すまで着いています。
ピラカンサ以外は鉢植えで、6月に開花したものです。
去る5月14日でした。朝にはいつものように餌をやった池の金魚たちが、昼に気が
ついた時には1匹もいなくなりました。 アオサギの仕業だ!。
池の中央部には網を張ってあるのですが、アオサギも子育てで必死だったのでしょう。
その後、家の上空を1羽あるいは2羽で悠然と飛んでいくアオサギを時々見ました。
すでに元の親魚は
昨年までにアオサギ
に食べられ、越冬し
て春に池へ放した金
魚はフナ尾の和金・
朱文金・サバオなどの
交雑種です。
我が家の池で生まれ育ち、昨年のアオサギの襲来からも逃れた
可愛い奴でした。
上の3枚は昨年撮ったものですが、池の脇に立つアオサギ、
春に池へ移した金魚、浅瀬で産卵中、です。
濾過器も故障し、放置した状態の池に小さな1cmほどの稚魚を
見たのは6月初めでした。 親魚は食べられても卵は残り、生命は
つながっていました。すぐに池に水を注ぎ足し、熱帯魚用の餌を細
かくして与えます。 写真は左2枚が6月上旬、右2枚が中旬 です。
下段の写真は本日6月20日の稚魚 たちの成長状態です。
もう魚は諦めて、睡蓮など水生植物の池にしようかとも思いまし
たが、とりあえずこの子達を見守りましょう。