4月上旬から5月上旬にかけて咲いた、白花のツバキ3種です。
「白玉」は京都のツバキで、白花一重小輪で、茶花向きです。
丸い蕾から開き始めます。
次の「加茂本阿弥」は大輪で、太い筒しべを持ちます。
やはり、茶花によく利用されます。
終いは「宝珠」です。
花芯部の花弁がすぐには開かず、玉状の塊りを作る花形です。
白い花弁は特に陽射しに弱く、
最後に花芯部が開いた時には、外側の花弁は茶変してしまいました。
「梅花カラマツ」は、北米原産でキンポウゲ科の洋種山草です。
和名は、草姿がカラマツソウに似て、梅の花に似た花を咲かせることから。
4月20日、基本種の咲き始めです。
23日、
27日、咲き進んできました。
洋種ではありますが、花や葉の色形は、の本の自然や日本人の好みに合いますね。
次の3枚は、咲き始めから、種を結んで花弁を散らす前までの、花の変化です。
5月半ば過ぎても開花し続けています。 草丈は10数cmです。
庭植えは東洋錦だけで、ボケの多くを小鉢植えにしています。
水やりだけで、ほとんど放任してますが、一重赤花の4種で、
4月から5月初めにかけて咲きました。
「ファンタジーレッド」は早咲きなんですが、今年は遅れて4月下旬の開花でした。
花色濃く、黒味を帯びる「黒潮」です。
花ガラを放置し、結実しました。 小鉢植では負担が大きく翌年の開花に影響します。
「長寿宝」として購入しましたが、赤・絞り・白の咲き分け品種のはずですが、
赤1色となりました。 (品種違い?)
終いは、「あかね」という品種で、色合いが少し違います。
10数年前、「エヒメアヤメ」として通販業者から購入したものですが、
庭の赤松の樹の下で、増殖しています。(別種の類似品かもしれません?)
中国・四国・九州の一部と朝鮮や中国に分布し、絶滅危惧種です。
花茎は10cm程で、花茎4cm余りの花を咲かせます。
青紫色の美しい花が、
4月下旬から5月初めにかけて咲きました。
庭植えの西洋シャクナゲ「太陽」です。
西洋シャクナゲは、ヒマラヤや中国の寒冷地の野生シャクナゲを、ヨーロッパで
品種改良したもので、日本シャクナゲに比べて一般に栽培が容易です。
「太陽」という品種は、日本で作出された暑さ寒さに強い丈夫な品種です。
4月末から5月中旬まで、庭を鮮やかに彩りました。
小さな苗木を鉢植で育て、庭に移植して10年程経ち、樹高が2m位になりました。
大きな蕾を着けたまま雪囲いされ、4月下旬にその蕾がほころび始めます。
4月末、次々と開花してきました。
派手な赤に近いピンクで、1つの蕾からたくさんの花を開くので、目立ちます。
玄関前の通路脇で、紅白のハナミズキの隣に植えてあり、
背後の東庭は、モミジの新緑と、この後咲いてくるツツジやブルーベリーなどです。