「キョウガノコ」(京鹿子)は日本原産で、バラ科の多年草です。
京染の鹿の子絞り(鹿の斑点のような模様を並べたピンクの絞り)に
花が似ていることから名付けられた由。
苗を自宅南東隅に植えました。
東に縞ススキ、北にナンテン、南に石楠花などに囲まれて、
朝夕しか日が当たらない場所となっています。
5月下旬、花茎を50cmほど伸ばして、開花してきました。
ピンクの小花と明るい緑色で掌状の葉(葉径13~16cm)が、
和の趣を持ち、茶花に利用されます。
小さな粒々の蕾が開いて、ピンクの小花が咲く様子が、
鹿の子絞りに似ていると、
6月初め、周りのススキや樹木が成長し、
日照が短くなり、朝陽を受けて、
夕陽の中で、
晴れた日の木漏れ日が、貴重な撮影の時でした。
ちょうどその時、小さなホソヒラタアブが飛来しました。
2匹やって来て、吸蜜に夢中でした。
モクレン科のオオヤマレンゲは、
関東以西の山地に自生する落葉低木ですが、
観賞用に販売される苗木は、
中国・朝鮮原産の「オオバオオヤマレンゲ」(大葉大山蓮華)です。
苗木を鉢植し、庭を作り変えた時に玄関前に地植えしました。
10数年たち、樹高2m30cmほどになりました。
白い花弁に赤い雄しべが印象的な花、
漢語で天女花(テンニョカ)というようです。
5月上旬、蕾から開花です。
5月中旬です。
苗木を鉢植えし、庭を作り変えた時に地植えにしました。
10数年たち、樹高2m30cmほどになりました。
花は一斉には咲かず、少しずつ毎日咲きます。
花径8㎝前後の花を少し下向きに、半球状に開いていきます。
5
5月下旬の花で、開花の様子を追って見ました。
花弁も雄しべも開き切ると花の終わりです。
現在は果実を着けていますが、まだ蕾も残っています。
長さ7㎝程の本日の果実、
夏~秋にオレンジ色の種子が顔を出します。
庭の「アジュガ」はシソ科の多年草で、
日本にも自生するジュウニヒトエやキランソウの仲間、
市販される多くは西洋キランソウの園芸品種です。
自宅東側の踏み石通路脇で、匍匐茎で殖えています。
4月下旬の花、青紫色の花が基本種のようです。
花が幾重にも重なって咲き、
10㎝前後になることから、十二単の呼び名も、
5月上旬の花です。
東庭の赤松の樹下では、日当たりが少し多く、花茎が短めです。
花後も、葉がグランドカバーの役割を果たしています。
「西洋イワナンテン」は北米原産で、ツツジ科の常緑低木です。
枝が弓状に伸び、花は葉の下であまり目立たず、
主に厚い常緑の葉を観賞するようです。
5号鉢植えの斑入り葉種で、樹高は20数cmです。
鉢を踏み台の上に載せ、下から見上げます。
4月下旬、たくさんの蕾を膨らませてきました。
葉は前年からのもので傷みが出ています。
壺型の花を吊り下げました。
5月中旬です。
5月下旬には、先に咲いた花から散り落ちます。
本日、花後に伸びた新葉です。
この斑入り葉が秋には紅葉します。
日本のイワナンテンもあったのですが、消えてしまいました。
小型球根性野生ランの交配種で、
「エノモトチドリ」(榎本千鳥)の花です。
花形はコアニチドリ、花色はイワチドリに似ています。
昨日アップしたコアニチドリと
6月8日アップのイワチドリとの交配種です。
愛好家の榎本一郎氏の栽培棚で、
虫媒によって出来た種子の自然実生が初記録です。(Wikipedia)
5月中旬の花、
5月下旬、長く伸びた花茎が曲がってしまいました。
5月末の花です。
丈夫でよく殖えるのですが、
長年植え替えもしてないから? 今年は花茎が2本だけでした。