「ユウスゲ」(夕菅)は、本州・四国・九州で、
山地の草原に自生するユリ科の多年草です。
ニッコウキスゲと同様に、線形の根生葉の間から花茎を伸ばし、
淡黄色(レモンイエロー)の花を咲かせます。
1番の特徴は、夕方に開いて翌朝には萎みます。
7月7日、最初の1輪が開きました。
蕾を長く伸ばして膨らませ、
夕方6時40分、花弁を開き始めました。
10分後、
この後、居間に移して全開した花を撮りました。夜8時頃です。
撮影後、玄関外に戻して置くと
翌朝8時前には、花弁を閉じていました。
その後は、2本の花茎から1日1輪ずつ開花、
7月中旬に咲いた花、玄関外で夕方6時40分頃です。
夕方6時過ぎの開き始めた花、
最後の花が開き始めた、7月18日夕方6時30分です。
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)は、スイカズラ科で、
北米原産の半常緑つる性花木です。
オレンジ色の品種を鉢植えし、挿し木した鉢と2鉢あります。
1鉢は6月上旬に開花しました。
和名は、対生する枝先の葉が基部で合着し、
茎が葉を突き抜けているように見える事と、
冬でも落葉しないスイカズラを忍冬(ニンドウ)とも呼ぶことから。
2鉢目は、6月下旬に咲きました。
花後に出来る赤い実も楽しみにしてましたが、
今年は暑さのせいか実が着きません。 参考に過去画像を、
オリエンタルユリは、日本原産の原種ユリをもとに育成された
品種群で、大輪で香り高を咲かせ、草丈も大きくなります。
「コンカドール」は、黄色のオリエンタルユリで、
白覆輪が入ります。
プランター植えで、90cm以上に伸びて、厚弁の巨大輪花で、
別名イエローカサブランカともいわれます。
7月上旬に開花しました。
その3日後の花、
7月中旬、2輪目が開きました。
別の小型カメラで、時間によってはこんな花色になりました。
「伊那紅てまり」の花、6月上旬~中旬の様子は前回見ました。
その後の変化で、こんな紅色に変わりました。
6月下旬の花、茶変した装飾花のガク片もありますが、
残ったガクは赤味を強めてきました。
6月末です。
7月中旬の花、装飾花のガク片が全て反転しました。
7月下旬の花、
裏返った萼片も、光の当たり方では、最後の輝きを見せました。
ガクが枯れ落ちた後、両性花が実を結んでいます。
以上が2023年に咲いた鉢植えのヤマアジサイの記録です。
「桃花シラン」は台湾産のアマナランとシランの種間交配種です。
リップ(唇弁)に黄色が入る、澄んだ淡桃色花で、
花もちが良く、少し高い草丈で切り花にも向きます。
6月上旬から咲き始め、中旬の花です。
6月下旬に休みなく咲いた花、
7月上旬、花茎の下の方から咲き上がり、最終の花になります。