flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

西尾2007

2007-11-12 00:00:19 | STRUCTURE-構造物残影-

(愛知県西尾市)
 二年振りの西尾のまち。以前と比べると、既存建物の変化がみられた。
昭和40年(1965)建造の錦城体育館及び隣接した商工会議所の解体、旧井桁屋百貨店の解体、そして昭和36年(1961)建造の西尾市役所の最期間近な状態…。

 老朽化と耐震基準、アスベスト対策によって解体された錦城体育館の跡地は、公園の拡張及び「西尾城」に関する施設を建設するという。

(2005年10月10日の井桁屋百貨店
 一昨年秋には、まだ存在していた旧井桁屋百貨店は、維持管理に対する財政難理由と、街路拡幅によって解体され、跡地は「井桁屋公園」となり、大理石製の看板がモニュメントとして置かれていた。
   
 西尾駅周辺は民家や商店等の一部が立ち退き、自動車工業関連都市でもあるためか、道路拡幅や、駅前の広場が大きくとられ、それに対し、高架化された駅構内は著しく狭い。
 市役所には過去25年前、西尾のまちに最初に訪れたときだけ立ち寄ったが、南側に新庁舎の建設工事が進んでおり、平成21年度を目処に整備されるというが、本当に財政難かと感じた。然し、市の様々な徴収価格等は、周辺都市より割高である。

 訪れ始めの頃、駅周辺の古書店や骨董屋等によく立ち寄ったが、当時から残る店は既に無く、駅前としては西尾劇場だけが、当時からの記憶に残るものとなった…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする