flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

高山寺

2013-04-28 00:00:00 | ほとけのいおり

(真言宗栂尾山高山寺 京都市右京区梅ヶ谷栂尾町 世界文化遺産 国宝 重要文化財)
 宝亀五年(774)光仁天皇の勅願によって栂尾の地(とがのお)に、神護寺の別院として開創したとされる高山寺は、建永元年(1206)平重国の子、僧明恵によって再興され、後鳥羽上皇による「日出先照高山之寺」の額が下賜されている。往時は阿弥陀堂、金堂、十三重塔、羅漢堂等多くの伽藍があったが兵火で焼失し、往時の伽藍は鎌倉時代建造の石水院(国宝)のみである。その石水院は、江戸時代に春日・住吉社を祀り、拝殿・経蔵として使用され、明治22年(1889)現在地に移された。また、境内には日本最古の茶園と伝わる一角がある。
  
    
 後鳥羽上皇宸翰(しんかん:直筆)勅額 建永元年
        鳥獣人物戯画
 国宝 明恵上人樹上坐禅像 鎌倉時代
    開山堂 江戸時代
 重文 明恵上人御廟
 石水院旧地
  
 金堂 旧仁和寺真光院古御堂(桃山時代) 寛永年間(1624-44)移築

  
 金堂道

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