flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

中銀カプセルタワービル

2016-05-05 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-

(東京都中央区銀座)
 銀座八丁目には規模は小さいながらも形状に異彩を放つ構造物がある。昭和47年(1972)に完成した、SRC造11階地下1階塔屋付、延床面積3.091平米、建築家黒川紀章が設計したメタボリズム(質的・量的変化に対応できる構造:新陳代謝)建築の代表作品とされ、四角い個室ユニットは取り外し交換が可能な構造となっている。老朽化やアスベスト問題により改修、解体の話が持ち上がっているが、保存運動もあり、推移を見守っている状態である。因みに所有者の「中銀」は不動産会社であり、「中央区銀座」の地名から名付けられたものである。
 

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