flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

釈迦堂切通

2018-04-11 00:00:00 | 街道・宿場町

(神奈川県鎌倉市大町)
 釈迦堂の由来は、嘉禄元年(1225)北条泰時が父義時の菩提を弔うために釈迦如来を祀る「大蔵御堂」を切通近くに建てたことによる。二階堂と大町、名越を短絡で結び、断面には、「日月やぐら:日輪月輪を壁に刻んだ納骨堂」と、唐糸やぐらがある。唐糸は、源頼朝の従兄弟である木曽義仲の臣手塚光盛の娘であり、琵琶と琴の名手である唐糸を鎌倉に送り込んで頼朝の様子を探った。唐糸は、頼朝が義仲を討とうとしていることを知ると、頼朝を暗殺しようとした。然し、頼朝に感ずかれ、釈迦堂のやぐらに幽閉された。
             

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