(静岡県富士市吉原 2006年12月3日)
東海道吉原宿の一角に日子番能瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)と菅原道真を祀る神社がある。当初は天の香久山と呼ばれる駿河湾沿いの砂丘にあったが、度々砂を押し上げられたため、近隣の鈴川に遷座したという。延宝八年(1680)に至り、大風高波によって被害を受け、天和ニ年(1682)現在地に遷座した。然し、宝永五年(1708)火災によって焼失し、寛政元年(1789)現存の社殿が造営された。
東海道吉原宿の一角に日子番能瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)と菅原道真を祀る神社がある。当初は天の香久山と呼ばれる駿河湾沿いの砂丘にあったが、度々砂を押し上げられたため、近隣の鈴川に遷座したという。延宝八年(1680)に至り、大風高波によって被害を受け、天和ニ年(1682)現在地に遷座した。然し、宝永五年(1708)火災によって焼失し、寛政元年(1789)現存の社殿が造営された。