す、むし
十五夜のゆふ
に宮おはしては
たまひつ、念珠
あまきみたち二
つるとてならす
のけはいなとき
いとなみにいそ
るにれいのわ
いとしけく
「源氏物語絵巻」第三十八帖「鈴虫」の詞書きの冒頭の断片。
「十五夜の月がまだ姿を見せていない夕暮れに、仏の御前に宮がおいでになり(略)虫がとてもしげく鳴く夕暮れですね」
この断片が二千円札の裏に印刷されているということで、改めて取り出して見ました。
平安時代の文学では、今の「鈴虫」はまつむしと呼ばれ、「松虫」はすずむしと呼ばれていたというのが定説になっているとか。
時代によっても諸説あるようですから、どうなのか…。
♪♪むしの声
あれ松虫が鳴いている
チンチロ チンチロ チンチロ リン
あれ鈴虫も鳴き出した
リンリン リンリン リーンリン
秋の夜長を鳴き通す
ああ面白い虫の声
でしたか…
いずれにしましても、千年も前の人たちも、秋の夜長、虫の声に耳を傾け物思いにふけっていたのでしょう。
人間の営みは変わることなく、また虫の声も変わってはいないのでしょうか。
今日、ショッピングセンターでの事。
「エレファスゾウカブト」と言う名のカブトムシが一匹、透明の容器に入って売られていました。
見たこともない大きさで、思わず覗き込んでしまいました。そう、7、8センチはあったでしょうか。
メス。なんと29800円ですって。
近所の方が、何匹もとってきたからと、まだ幼い息子に届けてくださることがありました。おがくずや適当な木も入った大きな入れ物で。
しかし、なぜかあまり関心を示さずじまい。
指先でつまみ上げる?こともできず、娘は逃げ回る有様。
お世話するのは、いつもオバアサンでした。
夏休みに入るため、商戦合戦でしょう。
かなり風情の異なる話です...
十五夜のゆふ
に宮おはしては
たまひつ、念珠
あまきみたち二
つるとてならす
のけはいなとき
いとなみにいそ
るにれいのわ
いとしけく
「源氏物語絵巻」第三十八帖「鈴虫」の詞書きの冒頭の断片。
「十五夜の月がまだ姿を見せていない夕暮れに、仏の御前に宮がおいでになり(略)虫がとてもしげく鳴く夕暮れですね」
この断片が二千円札の裏に印刷されているということで、改めて取り出して見ました。
平安時代の文学では、今の「鈴虫」はまつむしと呼ばれ、「松虫」はすずむしと呼ばれていたというのが定説になっているとか。
時代によっても諸説あるようですから、どうなのか…。
♪♪むしの声
あれ松虫が鳴いている
チンチロ チンチロ チンチロ リン
あれ鈴虫も鳴き出した
リンリン リンリン リーンリン
秋の夜長を鳴き通す
ああ面白い虫の声
でしたか…
いずれにしましても、千年も前の人たちも、秋の夜長、虫の声に耳を傾け物思いにふけっていたのでしょう。
人間の営みは変わることなく、また虫の声も変わってはいないのでしょうか。
今日、ショッピングセンターでの事。
「エレファスゾウカブト」と言う名のカブトムシが一匹、透明の容器に入って売られていました。
見たこともない大きさで、思わず覗き込んでしまいました。そう、7、8センチはあったでしょうか。
メス。なんと29800円ですって。
近所の方が、何匹もとってきたからと、まだ幼い息子に届けてくださることがありました。おがくずや適当な木も入った大きな入れ物で。
しかし、なぜかあまり関心を示さずじまい。
指先でつまみ上げる?こともできず、娘は逃げ回る有様。
お世話するのは、いつもオバアサンでした。
夏休みに入るため、商戦合戦でしょう。
かなり風情の異なる話です...