京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「動く美術館」も身近な所で楽しんで

2008年07月10日 | 日々の暮らしの中で

華麗な懸想品で飾られる、その内側は.........。

山鉾建てが始まりました。
路上で職人さんたちが組み続けている、函谷(かんこ)鉾に近づいてみました。
釘を使わずに縄で組む、この技法は「縄がらみ」というそうです。

   

老舗の長久堂さんでは、季節に見合って、いつも素敵な「工芸菓子」が飾られています。楽しませていただき覗き込んでいます。今日は思い切って写真を撮らせていただきました。
鑑賞用ですから、お干菓子の材料で作られています。
織物などでも工夫して細工しているとのことでした。

偶然にも今日はもうひとつの、今度は“パン製”の長刀鉾に出会いました。
「色がつけてあるから食べられません」と、誰かが...。そりゃあそうですよねえ。
大丸店の入口に飾られていた、ドンクさんのものです。

    

左が長久堂さんの長刀鉾です。

街中の路上で、目の前で、日ごとの“変貌”が楽しめますから、葵祭・時代祭と違い活気をもろに感じます。
さまざまな形で楽しみ、協賛し、お祭りが盛り上がります。

梅雨空を吹き払い、夏本番...となっていくのでしょう。

コメント (1)
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