京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

☆美しい 願いごとのように

2008年07月03日 | 日々の暮らしの中で
ある有名な歌劇の学校の受験が不合格で終わったものの、一年の浪人後大学に入学したお嬢さん。
知人はその娘さんと一緒に、観劇に映画にと楽しんで、時には私にも“おススメ”だからと、感動のおすそ分けをしてくれていました。

こんな知らせを受けました。

大阪の小劇団のオーディションに合格しました。研究生として、学業と二足のわらじを履く生活に突入。劇団のことをもっとやりたいので、劇団の公演、稽古の日程と大学生活との波が合わないし、通信制の大学に編入したいと言いだし、話が急展開してしまいました。

みんないつの間にかに親の手元を離れ、自分の人生を歩み始めるものですね...。寂しいようで、嬉しいことです。
「人生の選択」をしているのですから、見守り応援していってあげるしか親としてできることはないのでしょう。

通信制はよほど意志が強くないと?と漏らすものの、そもそも彼女は、娘の演劇志向を容認、に違いありません。
それにしても、一度の失敗にあきらめずに、お見事!ですね。生きる力を感じさせてくれます。

「やってみなはれ」「いろいろなことを細心に大胆に」とエールを送ります。


      「紙風船」    黒田三郎
    落ちて来たら
    今度は
    もっと高く
    もっともっと高く
    何度でも
    打ちあげよう
    美しい
    願いごとのように


いつか舞台を拝見できること、楽しみにしています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする