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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 夏の向こうに…

2010年08月30日 | 日々の暮らしの中で
夏はいつだって暑い。
昨年も長く暑い夏だった。「政権交代」の気運に振り回されがちになっていた。「マニフェスト選挙」の言葉も記憶にある。国の“かたち”を変えようとしていたのではなかったのか。それなのにそれなのに、またまたなにやら内輪で蠢いている。

「地方は国の根っこ」、綿貫さんの言葉だった。
根っこの水分、養分が足りないと言っていた。大木を育て、拡大再生産が必要だと言っていたのだ。ここ、地方自治体の財政難は相当な厳しさだ。
そして、お国の高速道路無料化実験とかで、あれほど排気ガスを撒き散らして車は走るのに、ここでは一時間早寝して二酸化炭素を削減しようではないかと呼びかけているわ。どーなってるんだか…。

天から雨が落ちてこない。雨不足、大木云々より、草木も枯れる。生活の安心をどう感じて生きましょう。

酷暑、数字の判別学習などしているチンパンジーもやる気をなくした様子だそうだ。チンパンジーに負けてもいられないとは思う一方で、DNAは99パーセント人間と一緒だそうな…。みんなみんな暑い夏を過ごしてきたのだなあ。

8月ももうあと一日。早くカレンダーをめくりたい。この夏を、早く少しでも向こうへ遠ざけたい気もする。
夏があるから秋が来る、のか・・・。

                 (小林良正さんの“ほほえみ地蔵”)
コメント (6)
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