
一週間の始まりで月曜火曜と働き出して、水曜日には明日は給料日だと心待ちにする。木曜日、給料が入りそろそろ週末の休暇の計画でも立てようかと考える。金曜日は休暇の前、今日一日がんばって働こう。そして土日はしっかり遊んで…。
およそこんな展開の一週間、シドニーのサラリーマンはいつ真面目に働いているのでしょうと、観光バスの添乗員が笑いながら話してくれたのを思い出す。
物価も高く、友人たち3人がシェアしているところに転がり込んで、あてがわれた部屋はサンルームのようなガラス張りの部屋。眩しくて、暑くて休日も寝ていられない。だが、金銭に余裕はない。海外で働く一見かっこよく見える?女性の裏事情だった。
娘の出産でブリスベンに行き、Jessie誕生後、お手伝いのご褒美(!?)にシドニーへの一人旅をしたことがあった。シドニーの地図を頭に入れて、船にも乗ったし地下鉄も体験した。むろん買い物もしたし、ブルーマウンテンのツアーも利用した。4泊5日たっぷり愉しんでブリスベンに戻る。
日本にいればこんな数日間の旅行すらできない日が続く。
次の休みには何をしようか、いつも頭で考えている人はいるだろう。人生は短い、いろいろ見たい聞きたいしてみたい。気兼ねなく思う存分遊びほうけてみたい…。とまあ、そんなこと考えながらうとうとコックリ、三連休も終わってしまった。
確か、日本をブロックに分けて休暇取得の分散化を図る案が出されていたはずだ。
仕事のない人、休みどころではない人、毎日がお休みの人も増えるわけだけど…。まあいいか~。