京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 清姫 恋の炎は

2011年02月04日 | 熊野古道(紀伊路・中辺路)を歩く
明日は熊野古道ウォーキングの5回目。
前回の終着地・紀伊内原を出発し、日高川を渡ってからは流れに沿って南下しながら塩屋王子へと至る、歩行距離12.1kmの平坦なコースになっている。コースには男女の恋物語や美人にまつわる史跡が多く含まれるとあって、語り部さんからはどのようなお話が伺えるのか、興味深い。

まずひとつは、安珍清姫の物語が残る道成寺。安珍を焼き殺した鐘楼のあとや安珍塚・蛇塚があるという。
          
     若い山伏・安珍にひと目惚れした13歳の清姫。  「安珍さまに逢いとうて お傍にいとうて」

          
     鬼女の狂騒、怒りの炎が体から燃え立ち、頭から下が蛇体となって追いかける清姫。
  
          
             恋の炎!?

          
             結末は・・・

もうひとつが、安産・無病息災・永遠の美を祈願され信仰されている「美人王子」で知られるという塩屋王子神社。
祈願すると美しい子供が授かると言う伝説があるのだそうだから、ぜひともここでは懇ろに…?。

道成寺の参道にあるお食事処あんちんで「あんちん風松花堂」をいただく今回の昼食も、また楽しみなこと。
明日のことを考えて静かに膝もいたわって過ごしていた。
明朝は4時起き、7時15分バスで京都駅を出発する。お天気の心配は要らないのがありがたい。
コメント (6)
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