友人の案内を得て、滋賀県大津市にある園城寺(三井寺)に花の盛りを楽しんだ。
京津線三井寺駅を下りれば、そこは琵琶湖疎水べり。
三井寺に向かう途中、まずは疎水に懸かる橋の上でひとしきり写真撮影に足を止める。
思っていた以上の人の出だった。
広い境内は桃山建築の金堂をはじめ、三重塔、勧学院客殿、三井の晩鐘で知られる鐘楼。そして天智、天武、持統の三天皇が産湯に使った泉の湧く閼伽井屋、西国十四番札所観音堂もありと多くの建物が散在し、建築博物館のおもむきとも言われるようだ。
琵琶湖展望
(左)閼伽井屋の正面に龍。夜な夜な琵琶湖で暴れる龍の目玉に、左甚五郎自ら五寸釘を打ち込んで沈めたと伝える。
(右)金堂正面には、天智天皇が自ら切った左薬指が灯篭の台座下に収められていると伝えられる灯篭が。
(もうたくさんね、さくらばかり。
でもこのあたりで、「るろうに剣心」の撮影があったんですって)
平家の南都焼打ちに先だって、まだ二十歳過ぎの平重衡を大将軍とした寄せ手によって園城寺が焼き討ちされたことは『龍華記』(澤田瞳子)でも触れている。比叡山と対立した歴史もあり、再三の兵火で消失したが、豊臣、徳川氏の尽力で再興されて今に伝わる。
これはこれはとばかり花の 園城寺
どこをみてもさくらさくらさくら。言葉もなし。なんとも華やかな近江の春だった。
京津線三井寺駅を下りれば、そこは琵琶湖疎水べり。
三井寺に向かう途中、まずは疎水に懸かる橋の上でひとしきり写真撮影に足を止める。
思っていた以上の人の出だった。
広い境内は桃山建築の金堂をはじめ、三重塔、勧学院客殿、三井の晩鐘で知られる鐘楼。そして天智、天武、持統の三天皇が産湯に使った泉の湧く閼伽井屋、西国十四番札所観音堂もありと多くの建物が散在し、建築博物館のおもむきとも言われるようだ。
琵琶湖展望
(左)閼伽井屋の正面に龍。夜な夜な琵琶湖で暴れる龍の目玉に、左甚五郎自ら五寸釘を打ち込んで沈めたと伝える。
(右)金堂正面には、天智天皇が自ら切った左薬指が灯篭の台座下に収められていると伝えられる灯篭が。
弁慶の引き摺り鐘
(もうたくさんね、さくらばかり。
でもこのあたりで、「るろうに剣心」の撮影があったんですって)
平家の南都焼打ちに先だって、まだ二十歳過ぎの平重衡を大将軍とした寄せ手によって園城寺が焼き討ちされたことは『龍華記』(澤田瞳子)でも触れている。比叡山と対立した歴史もあり、再三の兵火で消失したが、豊臣、徳川氏の尽力で再興されて今に伝わる。
これはこれはとばかり花の 園城寺
どこをみてもさくらさくらさくら。言葉もなし。なんとも華やかな近江の春だった。
コロナになる前、親友を誘い1泊で三井寺へ(比叡山も)行ってきました。
自分で計画し、目いっぱいアチコチを楽しんできました。
詳しく記事にしましたがブログも少しずつ削除しておりますので、今はないかな。
数少ない私の旅の想い出が蘇りました。
以前、「ひらべったいホテル」とおっしゃっていた時、比叡山や三井寺に行かれたのでしたか。
あれ以来、見るたびに「ひらべったいホテル」を思いだすのです。
なるほど「ひらべったいホテル」とクスリとするくらいです。
学生時代に訪れ、観光記念に弁慶が鐘を引きずる小さな人形?を記念に買いましたが、
それ以来で、そして桜の季節は初めてでした。
あの紙のような(笑)ホテルは、いつまでも印象深いです。
Keiさんにも笑っていただけ光栄です♡
私が高校の時、父が紫式部ゆかりの石山寺へ行き、いつか私も・・・って思っておりました。
そこまでいけば、比叡山に三井寺。
人麻呂の「近江の湖夕波千鳥汝がなけば・・・」
それも味わいたく・・・近江神宮なども目いっぱい入れたんです。
旧いもの好きですから皇子山古墳も♪(一人旅の予定でしたので)。
Keiさんも、案外お近くですのに三井寺は学生時代以来でしたか。
お互い、小さな旅を楽しみましょうね♪
次の計画は永平寺。一泊でないとダメですので叶うか・・・ですが叶えたいです。
神奈川の総持寺も。春ですね(^^♪
私は東京で生まれ育ちましたのに、若い頃は京都奈良への関心ばかり、
近隣、鎌倉でさえ、いまだにまともに歩いたことがありません。
小学校時代に遠足で大仏さん前で撮った写真があります。
記憶は薄れ、写真があるので行ったんだなと思うくらいです。
小さな目的をもって実現に向けた日々を暮らすことは楽しみですよね。
大事なことだと思います~。叶うといいですね。
なぜか「三井寺の鐘」内容は知らずこの言葉だけ覚えていました。
弁慶の引き摺り鐘>調べて初めて知りました。
力持ちの弁慶だからこそできたことでしょう。
琵琶湖が見える、なんて素晴らしいことでしょう。
私なら感激して見とれます。
永平寺は人をひきつけるものがありますね
私はテレビでしか知りませんが・・・
柱は四隅に、4本が普通でしょうか。
近江の人と桜どきを楽しみました。
ひとつひとつのことを、いちいち大切にやっていくことが大切です、と永平寺のお坊さん。