Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西チベットの旅 2

2007-06-08 14:01:45 | チベット文化圏
6月12日 高度順応のためラサ滞在。

朝起きると食欲は戻ったが頭痛は消えない。1週間は鎮痛剤必携。もともと頭痛持ちなので高所ではいつもこうなる。

まずは足慣らしにポタラ宮へ。

6年前に行った時とは順路が変わっている。

中にはないのがわかっているのでまずは入り口脇のトイレへ。
広いお部屋に穴が二つ。仕切りも何もない。
そしてなぜかチベット人の若いおねえちゃんが二人、何をするでもなく壁に寄りかかっていつまでもいる。しかもこちらを向いて。
あっち向いてよ視線を向けてもお構いなしなので、見つめられながら用足し。
何が面白くてこんな臭い所にいるやら。

ポタラのトイレはもう1ヶ所の方がおもしろい。穴がものすごーく深くてスリルがあるのだ。深いおかげで匂いもひどくないし、今は出口側になっているトイレの方がおすすめ。

 ポタラの一室に猫の親子がいた。お坊さんが飼っているのだろうか。
 火の用心ポスター。
ポタラらしくていい。

ポタラの内部はだだっ広くて、歴代ダライ・ラマのお墓や大広間の壁画など見所がないわけではないが総じて陰気な感じだ。現ダライ・ラマが嫌ったのも良く分かる。

午後はセラ寺の中庭でお坊さんの問答を見学。
 
観光客に写真を撮られながらでは修行もしにくかろう。半分は木陰でだべっているだけだったけど。

夕食はこの旅最初で最後の豪華な羊肉しゃぶしゃぶ。
 
スープにいろいろな漢方の具材が入るのがおもしろかったが、これは北京風とのこと。
おいしかったから、まあいいや。

6月13日 ラサからカンパ・ラを越えてギャンツェへ。


これから17日間お世話になる車とドライバー達にご対面。
車は一応トヨタのランドクルーザー、席は毎日くじ引きで決める。

 6年前には天気が悪くてほとんど何も見えなかったカンパ・ラ。日本のガイドブックでは4750メートル、看板では4990メートル。
今回は快晴でヤムドゥク湖もちゃんと青く見えた。


もう一つの峠、カロ・ラ(5045メートル)を越えると氷河が見える。
この氷河が7000メートル以上。空の青さがたまらない。

この先、ギャンツェまでは楽勝、と思いきや道路工事が続いて大変な悪路。6年前に来た時の比ではない。農業用水路を造っているようで、あちこち溝だらけ。ギャンツェまでの道は遠かった。

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コメント
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