Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西チベットの旅 17

2007-06-25 12:52:17 | チベット文化圏
6月30日 カシュガル

午前中は自由行動、なので旧市街に散歩に出た。
エイティガール寺院の裏手にはウイグル人の住居が続く。
 
狭い通路の両脇の土壁が日陰をつくり、家は扉を閉ざしてよそ者を締め出す。
 でも時々開く扉の中にはきれいな中庭が見えて快適そうだ。
イスラムの国にはこのようなつくりの家が多いが、異教徒から見るイスラム教の姿を象徴しているようにも見える。

昼食の後、今度はガイドさんに連れられて町を歩く。
 
どこの国でも職人さんは魅力的。
 
市場のディスプレイもかわいい。
 お寺の中庭で昼寝をする人。
こういう姿って何百年も変わらないんだろうなあ。

夕食はガイドさんお薦めのローカル・レストランで。

ジョッキに入っているのはジュースといろいろなフルーツ。強力にお薦めされたのでみんな飲んだが、これが甘い!
大人気のレストランなので、途中ウイグル人の家族と同席になったが、この人たちは食事の前にアイスクリームを食べていた。ウイグル人は甘党なのだろうか。

写真のご飯を食べ終わる頃になって羊のスープが出た。羊くさいけどコクがあってものすごくおいしい。もっと早く出してくれればいいのに、やっぱり出てくる順番が謎。

7月1日 カシュガルから北京

ラサからずっと乗ってきたランドクルーザーで空港へ。
 
 
ガイドとドライバーたち、百万ドルの笑顔のシェフが見送ってくれる。
みんな個性的で楽しかった。3週間も一緒だったのでお名残惜しい。

飛行機でまずはウルムチへ。乗り継ぎの時間がたっぷりあるので町中のレストランで昼食。ウルムチは中国の大都会。空気がどんよりとほこりっぽく、チベットの高地がもう恋しい。

ウルムチから北京行きの飛行機は2時間遅れた。おかげで北京のホテルにチェックインしたのが11時近く。添乗員と楽しみにしていた最後の足裏マッサージには間に合わなかった。残念。

7月2日

予定通り成田到着。23日間の旅行終了。

家に帰って体重計に乗ってみたら、出発前と1キロも変わっていなかった。3キロは減ると言われたカイラス・ダイエット、看板に偽りあり。

振り返るだけでも長い旅だったが、やはり得がたい経験だった。

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コメント (2)
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