Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

チベット人スタッフのこと

2007-06-26 14:13:59 | チベット文化圏
西チベットの旅で世話になったスタッフのこと。

まずは英語ガイド。
 貫禄があるがこれでもまだ20代。
7歳の時に他の子供たちとコーディネーターに連れられてヒマラヤを越え、インドのダラムサラで10年勉強してきたと言う。本人も家族も大変だったろうと思うが、事もなげにさらっと言う。
7年前の英語ガイドも同じ境遇で、そのような経歴だと公の職には就けないと言っていた。
チベットからインドへ行って帰ってくる子供はどのくらいいるのだろうか。

それにしてもラダックに行った時も思ったが、チベット人の英語にはなぜインド訛りがないのだろう。インド人はいい学校の出でも強烈な訛りがあるのに。
カルマパのマントラ入りCDを聞かせたら一緒になって唱和していたし、ダラムサラでの教育はかなりしっかりしていると見える。

ドライバーたち。
 
みんなチベット人で信心深い。特にリーダーは朝からお経を唱えながら運転していた。親切で、慣れると楽しい人。
2番のドライバーはおとなしくて、でも頼りになる人。
3番はすばしっこくて、体は小さいがけんかっぱやい暴れん坊。
4番は経験が少なくて、ちょっと頼りない。
言葉が通じないので慣れるまで時間がかかったが、一緒にいるところを見ているだけでも面白かった。

料理長。
 カイラス・ダイエットに失敗したのはこの人のおかげ。
こんな格好で毎回手際よく料理を作り、限られた食材を本当においしく食べさせてくれた。
しかもいつも素敵な笑顔で、この人が怒っているところは一度も見たことがない。
でも正直、私たちに出してくれたものより、スタッフ用の食事はもっとおいしそうだったぞ!


若いがキッチン・スタッフのリーダー格だった子。とても気のつく働き者。
車に乗るとすぐ寝てしまう癖があって、おかげで他のメンバーにこんな落書きをされてしまった。


スタッフ最年少のキッチン・アシスタント。いつもニコニコと愛想がよくて、この写真では分かりづらいがとてもかわいい顔をしている。きれいに洗って日本に連れて来ればジャニーズに売れるんじゃないか、と日本の心の汚いおばさんは思ってしまった。

チベット人はシャイで、簡単に馴れ馴れしくしたりしないところがいい。
みんなのおかげで快適に楽しく過ごせました。

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コメント (2)
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