田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ネット社会の功罪

2006-12-10 21:57:29 | その他
 昨夜、NHK・TVで「ネット社会の安全・どう守りますか」という3時間の長いに討論番組がありました。
 きっと、インターネットを利用している多くの人たちが視聴したのではないかと思われます。
 私もネット利用者の端くれとして、見入っていたわけではありませんが、チャンネルを合わせて、ほかの事をやりながら耳を傾けていました。

 番組は、現在のネット社会に対して、いろいろな意見や考えがあるということを紹介するというスタンスで、けっして結論を導き出すというものではありませんでした。NHK的と言ってしまえばNHK的な番組でした。
 しかし、その中でトロンの開発者である竹村健氏の発言は、説得力がありました。氏は「ネット社会といえども、それは人間社会を映したものであり、特別なものではない」
というものでした。

 私もそのとおりだと思います。確かにネット社会が普及することによって、私たちの環境は激変したように思います。以前と比較すると、私自身の知識、暮らしも大きく変わりました。
 しかし、そのことによる弊害も数多く発生しているとのコトです。幸い私は今のところそうしたことには遭遇してはいませんが・・・。
 番組で紹介されたネット社会の影の部分は、確かに憂慮される事態です。
 私自身は、現在のところこうした問題には次のように考えています。
 つまり、ネット社会が人間社会そのものであるとしたら、やはり何からの規制が必要ではないだろうかと考えます。
 人間社会にさまざまな規制や法律があるように、ネット社会も野放しで良いということにはなりません。
 ネット社会の出現が、新たな被害者を産み出すようなことがあってはなりません。
 下劣な、卑猥な言論がネット社会を横溢するようなことは、どうしても防がねばなりません。
 反論があるかなぁ・・・。