札幌の桜がなかなか開花宣言とはならず、足踏み状態が続いている。今日午後1時に気象台の標本木を観察したかぎりでは数輪の花が付いていたので、午後の観測で開花宣言がなされると期待していたのだが…。
※ 札幌気象台の前庭に立つソメイヨシノです。まだ若く勢いを感ずる樹です。
4月21日付の拙ブログで「週末には開花宣言がなされるのではないか」と予想したのだが、その後札幌は低温が続き開花することなく、後ろへ延び続けていた。
その後何回か標本木のところに立ち寄るも、蕾のままだった。それでも「今日こそは!」と午後1時にまたまた標本木のところへ行ってみた。すると少ないながら何輪かの桜の花びらが見えた。開花宣言するには5~6輪の花びらが咲いていることが必要だという。「これは午後の観測時間である午後3時には間違いなく開花宣言が出るだろう!」と予想した。帰宅してからは天候も回復してきていた。
※ この様子だと、やはり専門家は開花宣言を躊躇するんでしようね…。
午後3時が過ぎ、何度もスマホで確認した。しかし、一向に「開花」を伝える情報は見当たらなかった。結局、今日も開花宣言は見送られたようだ…。
松前が20日、函館が26日と順調に桜前線が北上していたのだが、ここにきてちょっと足踏み状態となったようだ。
コロナ禍で沈みがちな私たちの気持ちを一瞬でも慰めてくれる桜の開花宣言は一時も早く聞きたいものだ。
明日こそ大丈夫だろう!!
※ 同じ庭に立つ梅の方はすでに開花した状態なのですが…。