「めだかの学校」来年度企画の「歩いて巡ろう!札幌の公園」で、「円山公園」の部だけは合わせて公園と「円山動物園」を組み合わせた案を提案してみようと考えている。そして円山公園で人知れず(?)佇んでいる慰霊碑群も訪れては?とも思っている。
「中島公園」を巡って歩いた12月5日(月)、勢いに乗って「円山公園」にも出向いた。こちらは地下鉄東西線「円山公園駅」がウォーキングの発着点となる。
※ 円山公園の入口にある「円山公園パークセンター」の建物です。
円山公園駅から真っすぐに「円山公園」に向かう。円山公園内の石碑の類は人々が良く集う園域に4つほど設置されているが、今回はそのうち最も南側に建つ北海道開拓の父とも称されている「島判官紀功碑」のみを見て、ふだんはなかなか人が訪れない「坂下野球場」の裏手に当たる「円山原始林」との境に建てられている4つの慰霊碑群を見てもらおうと思っている。その4つの慰霊碑とは、「逓信従業員殉職碑」、「北海道鉄道殉職碑」、「北海道方面委員慰霊碑」、「殉難消防員之碑」の4つである。
※ 公園南側に建つ「島判官紀功碑」です。
※ 以下の石碑は円山公園南端の円山原始林との境に建っています。写真は「逓信従業員殉職碑」です。
※ 「北海道鉄道殉職碑」です。
※ 「北海道方面委員慰霊碑」です。
※ そして何故か慰霊碑群に挟まれた形で、「山下秀之助歌碑」が建っていました。
※ 「殉難消防員之碑」です。
それにしてもなぜ「円山公園」にはこのような慰霊碑が多いのだろう?素人の浅はかな考えでは、比較的市の中心部に近いうえ、円山原始林の近くという静謐な場所であることが選ばれた理由なのだろうか?
慰霊碑群が建つ場所から「円山動物園」に向かうが、途中に円山原始林の境に巨大なカツラの樹が大きい株を形成している。そこが情報によるとシマリスやエゾリスの楽園らしいので立ち寄ることにしたい。果たしてリスたちに出逢えるか?残念ながら私が訪れたこの日(12月5日)は出逢えなかった…。
※ こうしたカツラの巨木が周りに何本も屹立しています。
その後は、「円山公園」から「円山動物園」に続く木道を歩いて動物園に向かうことを提案したいと思っている。
※ 「円山動物園」の正門です。
今回の事前踏査では、動物たちを見て歩くことはパスして動物園の入口から最奥部までを往復して距離的(歩数)ことだけをチェックするにとどめた。動物園内は自由散策にするか、それとも動物園ボランティアガイドを依頼するかも検討課題となるだろう。
〈歩数、距離チェック〉
◇地下鉄東西線「円山公園」駅 ⇒ 円山公園(慰霊碑群) ⇒ 円山動物園(往復)
約5,400歩 約3.8キロ
※ 歩数チェックは動物園を終了した時点で約3.8キロとシニアとしては適当な距離である。動物園から地下鉄駅までバスを利用するか、徒歩にするかは各自の判断とするのが適切かな、と今のところ思っているが…。