田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション8

2024-08-16 20:33:39 | さっぽろラウンドウォーク
 悪戦苦闘の18キロだった。汗が出るのを嫌って、このところ歩くことが極端に少なくなっていたツケが露呈してしまった…。それでもなんとか所期の目的を果たして帰宅することができた。
   

 朝起きた時、空は雲に覆われていた。開け放った窓からは涼しい風が吹き込んできていた。「これはチャンス!」と懸案だったラウンドウォークの事前踏査をすることを決めた。
(スケジュールは入っていたのだが、キャンセルすることにした)
 地下鉄とJRを乗り継ぎ、JR「上野幌駅」をスタートしたのは午前10時だった。

    
    ※ スタート地点の「上野幌」駅です。乗降場は駅舎の屋根より上にあります。
    
    ※ JR千歳線を潜って進みます。

 早速試練が待っていた。JR千歳線、自転車道のエルフインロードの跨線橋を潜ると、周りに住宅のない森に導かれた。この森の中が小さな山坂が広がり複雑だった。何度も道を誤り、その都度「さっぽろラウンドウォーク」のアプリで確認しつつ歩を進めた。アプリの威力を再確認した瞬間だった。

    
    ※ いきなりの上りでちょっと予想外でした。

 その後、少しだけ住宅街を横切り、北広島市との境界に広がる「東部緑地」に導かれた。 この緑地には私も一度プレーしたことのあるパークゴルフ場があるが、全体は鬱蒼とした樹々が繁る緑地である。

    
    ※ 私もプレイした経験のある東緑地パークゴルフ場です。
    
    ※ 東部緑地内の散策路です。

 この細長い緑地を北から南へ縦断した。緑地内には東屋が点在していた。少し早い気はするが給水タイムには適した場所かな?とチェックした。東部緑地の縦断は2キロくらいだったろうか?やがて里塚地区の住宅街に導かれた。里塚の住宅街を横断し、その先の「道央自動車道」も跨ぎ、コースは梅園と湿生植物で知られる「平岡公園」に導かれた。「平岡公園」は梅の季節も過ぎ、訪れる人はいたものの閑散としていた。私の目的は休み処をチェックすることだったのだが、確かにたくさんのベンチが配置されていたが、屋根がないのが難点だった。ここはパスするしかないかな?というのが私の現時点の判断なのだが…。

    
    ※ 道央自動車道を跨ぐ橋の上から撮りました。
    
    ※ 「平岡公園」の梅園の様子です。

 「平岡公園」を過ぎ、平岡地区の住宅街に入ると「わんぱく公園」、「平岡緑地」、「きのこ公園」と緑が連続して続いていた。その中の「きのこ公園」に屋根が付いた東屋があり、昼食ポイントとして時間的にも適しているかな?と思われた。
 その後も、平岡地区は計画的に街づくりが進められたようで、「平岡東公園」、「杜の道」、「はるにれ公園」と緑が連続していて地域の人たちの散歩道として重宝されているのではと思わされた。ここで自慢のアプリが何故か機能しなくなった。アプリが機能しなければ、私のウォークはお手上げである。スイッチを何度もOn、Offをくり返して何とか回復させることができホッとしてウォークを続けた。
 コースはやがて清田区を縦断するように流れる「厚別川」沿いに導かれた。
ここからが難行苦行だった。

    
    ※ 「厚別川」河原にはこうしたパークゴルフ場が何ヵ所も設置されています。

 コースは「厚別川」の堤防をひたすら上流に向かって遡るのだ。結局何キロ遡ったのだろう?私的にはおそらく8キロ以上遡ったのではないかと思われた。この辺りではかなり疲れも蓄積していたようで、私は周りを何も見ていなかったことに帰宅してから気付いた。さらに堤防上には何一つ休憩できるような施設はなかったが、本番ではどう対処するか一つの課題である。堤防上の道も下流では整備されていたが、上流に遡るにつれてだんだん心細くなり、しまいには道そのものが判然としないような状態のところを歩いた。

    
    ※ こうした堤防道路が延々と続いていました。

 長い「厚別川」沿いが終わると、今度は「厚別川」の支流の「山部川」沿いの堤防に導かれた。「厚別川」でも見られたが、「山部川」でもおそらく高校生かと思われる学生たちが暑さから逃れるために水浴びをしていた。

    
    ※ 山部川で涼む高校生?そして釣りを楽しむ親子。

 「山部川」沿いを離れると、いよいよゴールも近くなる札幌市が造成した新産業団地「ハイテクヒル真栄」に入る。主として各企業のロジティクスセンターが入っているようだ。この日のゴールはその先にある「日本医療大学」の「アンデルセン福祉村」というバス停だった。私がゴールにたどり着いたのは14時20分だったが、地下鉄「福住駅」に行くバス便は15時10分のため50分間待たされたが、これは致し方のないところか。
(山部川以降の写真が一枚もありません。写真を撮る気力も残っていなかったようです)

    
    ※ 日本医療大学の本部(?)建物です。
    
    ※ バス停「アンデルセン福祉村1丁目」です。    

 ところで、「アンデルセン福祉村」とは、特別養護老人ホームを核とした「地域包括ケア」の実践拠点のようである。その福祉村を運営する人材を育てるのが「日本医療大学」という位置づけなのかな?                                                                      
 さて、私の目的であったセクション8の事前踏査であるが、前半は休憩ポイントも適度にあり、昼食ポイントも目途が付いたが、後半は腰を下ろして休憩するところが見当たらなかったのが不安な点である。
 それにしてもさすが札幌は広い。私は相当に札幌の市内をこれまで歩いてきたが、今日のコースではおよそ3/4が未踏のところだった。
 ◇事前踏査実施日 8月16日(金)
◇事前踏査距離  約18キロ(マップ上では約14キロとなっているが…)