マンションの一角でありながら、ちょっとした庭もあり雰囲気がとても良い中で美味しい蕎麦をいただきました。細麺の更科蕎麦は喉越しも良く、美味しくいただけた一杯でした。
1月以来、久しぶりの麺紀行の投稿である。このカテゴリー「札幌麺紀行&グルメ紀行」については2012~2018年頃は結構投稿していたのだが、私の中では一応一区切りをつけた思いのカテゴリーだったのだが、ここにきてブログのネタ切れ状態となったために苦しまぎれに久々に復活した次第である。
今日、妻が「たまあにランチでも」と声をかけてくれた。それに反対する選択肢など私にはない。すぐさま出かけることにした。ランチとはいってもこの年代になると、何といっても “蕎麦” である。
※ 「志の家」の店の前です。とてもマンションの一角とは思えません。雰囲気ありますねぇ。
ということで、“蕎麦” といえば、我が家から歩いて約15分、プリンスホテルの傍にある「志の家」である。これまでも何度か訪れているがマンションの一階にありながら、お店の前には庭が設えられており、都心にありながら雰囲気は抜群である。
※ 志の家の入口です。
私たちがお店に着いたのは昼時を少し外した13時前。いつもだと満席状態のため待たされることが多いのだが、今日はテーブル席を所望したために少し待たされたが、直ぐに着席することができた。
※ 客席に入る前のエントランスです。
注文したのは、私が「かも南」(1,650円)、妻が「冷やしたぬき」(1,200円)である。
店内は小上がり席からは庭がすぐ傍に広がっている。私たちのテーブル席からは少し離れているが、それでも庭の緑が良い雰囲気を醸し出している。
※ 小上がり席からは庭の緑が手に取るように近くにあります。
店内の壁に由緒ありそうな句が掲げられていた。私の判読では「故郷や 酒はあしくも 蕎麦の花」と読めた。帰宅して調べてみるとどうやら与謝蕪村の句らしい。
※ はたして私の判読は正しいのでしょうか?
そうしているうちにオーダーした蕎麦が運ばれてきた。「志の家」の蕎麦の特徴は更科蕎麦の細麺である。その細麺の喉越しが爽やかである。鴨肉も適度な噛み応えを感ずる柔らかさで満足に一杯だった。妻の「冷やしたぬき」も満足の一杯だったようだ。
※ 私が食した「かも南」です。
※ 妻が食した「冷やしたぬき」です。
※ この細麺の喉越しが良かったぁ…。
「志の家」は、蕎麦も有名だが、玉子焼きなどサイドメニューも充実しているようだ。妻は帰宅すると「志の家」の全メニューを制覇しましょうか」などと言いだした。それもいいかもしれない。(その際はまたレポートします)
【志の家 概要】
札幌市中央区南2条西12丁目323-10 リナパートナーズ南2条1F
電 話 011-281-1045
営業時間 11:15~17:00
定休日 日曜日
座席数 51席(テーブル席、小上がり席)
駐車場 有(3~4台)
入店日 ‘24/08/20