アップダウンの激しいコースには閉口したが、高台から見る由仁の田園風景は素晴らしかった。また、由仁を代表する「ゆにガーデン」、「ユンニの湯」には多くの人たちが訪れ賑わっていたようだ。
今日はJRヘルシーウォーキングの「いつでもウォーク」に取り組むことにした。計画としては、由仁町と栗山町が隣り合っていることから、一度に二つのコースを踏破しようと計画を立て、まずは由仁町に向かった。結論としては計画どおりにはいかなかったのだが、そのあたりの経緯については明日レポしたい。
まずは計画どおりに歩けた由仁町のコースをレポすることにする。
スタート地点の「由仁駅」は無人駅である。代わりに「由仁町観光案内所ポッポ館ゆに」という施設に委託（？）された方がさまざまな業務を担っていた。但し、切符の発行業務はしていないとのことだった。
※ 由仁駅も兼ねた「由仁町観光案内所ポッポ館ゆに」の建物です。
スタートして直ぐに室蘭本線を跨ぐようにかかっている跨線橋を渡りいわゆる駅裏に降りると、そこには素晴らしい施設が続いていた。「由仁町文化交流館」、「健康元気づくり館」、「介護老人福祉施設 ほほえみの家」が連続して同じデザインの建物として続いていた。最近はこのような複合施設の建設がある意味流行なのだろうか？
※ 三つの施設がこのような形で連続して建っていました。
その後、駅裏というよりは国道234号線を沿いに建つ住宅街を迂回し、再び線路を跨いで駅側に移るが、そこからコースは坂道を上り続け、リンゴ園やブドウ園など果物農家が点在する高台に向かう。
※ 私たちのコースとは別に、由仁町の教員委員会がウオーキングコースを設定しているようです。
そして由仁町のコースの特徴の一つである「ジェットコースターの道」に導かれる。道は直線の上、文字どおりジェックコースターのように激しくアップダウンを繰り返す道には閉口した。その直線は２キロくらい続いたのではないだろうか？途中、坂を上がり切ったところで由仁の街並みが眺められるとところがあったが、豊かな田園風景が広がっていた。
※ 周りに一軒の家もないところに、「うどんの五右衛門」が出店していました。味に相当な自信がないとこのようなところには出店できません。
※ これがアップダウンを繰り返す通称「ジェットコースターの道」です。
※ 遠くに由仁の市街地が望めます。
※ 畑は収穫作業が終わり、来年に向けてしっかりと整地されていました。
それが終わると、今度はこれも由仁町が誇る「ゆにガーデン」に向かっての上り道が続いた。その上がり口のところに「ヤリキレナイ川」という面白い名前の付いた川があった。この川の名については以前に調べたことがあったが、アイヌ語で「魚の棲まない川」を意味するヤンケナイ川あるいはイヤルキナイ川に由来すると言われているが、明治時代に大雨の度に川の氾濫に悩まされた人々が「ヤリキレナイ」と言い始めたことから命名されたとも言われているそうだ。
※ 「ヤリキレナイ川」の看板は見えましたが、川面は見つけられませんでした。
坂道を上り切ったところに「ゆにガーデン」があった。日曜日、秋日和とあってけっこうな人たちが訪れていた。私は過去に２度ほど訪れていたことと、先を急がねばならなかったことから入園はパスした。またその近くの温泉施設「ユンニの湯」にも多くの車が駐車していた。私も過去に一度利用したことがあるが、なかなか良い湯だったことを記憶している。
※ 「由仁ガーデン」のエントランスやレストランです。
※ 「ユンニの湯」の入口です。
「ゆにガーデン」の丘を下り、由仁の市街へ還ってきた。大きな施設が視界に入ってきた。学校かな？と思ったが近づいてみると「由仁町立診療所」の建物だった。大きな建物は老人介護施設を併設しているためのようだった。ゴールの「由仁駅」を前にしてコースが迂回していた。それは由仁町が誇る（？）図書館と資料館の機能を持つ生涯学習情報の発信基地となる「ゆめっく館」があった。
※ 地域の生涯学習情報の発信基地「ゆめっく館」です。
その後、駅前通を歩いてゴールの「ぽっぽ館ゆに」に着いた。駅前通はすでに商店街としての機能は失われているようで閑散としていた。
※ 由仁駅の駅前通です。歩道の舗装がユニークです。
※ 「由仁町観光案内所ポッポ館ゆに」とその横に跨線橋が設置されていました。
由仁町の12キロのコースは意外に変化があり、天候も良くちょっと汗ばんだが楽しいウォーキングだった。ところが！この後、天候が大激変！その様子については明日レポしたい。
