JRウォークにゴールした時、午後1時を過ぎていたのでお腹が空いていました。
「盛岡三大麺」の残り、わんこそばを食そうと思いました。と言っても、歳が歳ですし、ひとりですから本格的なお店で、本格的にわんこそばを食す勇気はありません。ネットで調べたところ、駅ビルの中に格好の店を見つけました。
そのメニューは「お試し10杯コース」(1,650円)というものでした。さらに「おかわり10杯 500円)と私には格好と思えるメニューでした。勇躍お店に向かったのですが満員でした。しばらく待って、店員に伺うと、「もう、昼の部は麺がありません」と言うのです。「それじゃ、夕方は?」と問うと「予約で満員です」ということでした。残念ながら諦めるしかありません。
さあ、困った。その時頭に浮かんだのが、ゴール寸前に駅前に出店し、派手なメニューを店外に張り出していたラーメン店を思い浮かべました。「ラーメンおっぺんしゃん」というお店でした。
店の名前も独特ですが、ラーメンもなんだか個性がありそうでした。お腹が空いているので、熟考することなく入店して、一番人気だという「おっぺんしゃんラーメン」(880円)醤油味をチョイスしました。
「おっぺんしゃん」とは、「けっしてべっぴんではないが、気立ての良い人気者」という意味の熊本弁だそうです。つまり「ラーメンおっぺんしゃん」とは、熊本の豚骨ラーメンをルーツとするラーメンのようなのです。(あくまで創業は盛岡なのですが)
ということで、食した「おっぺんしゃんラーメン」でしたが、予想どおりラードが効いた濃い味のスープでした。ただ、麺はたまご麺で私的には好みの麺でした。
ということで、わんこそばに振られたお話でした。
写真は「おっぺんしゃんラーメン」です。
ただ、私としてはやはり本場で名物を味わってこそ、の思いもありますからねぇ……。
考えてみましょう。