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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

有森裕子 スペシャルオリンピックスを語る

2020-02-07 14:26:24 | 講演・講義・フォーラム等

 有森裕子氏は、財団法人「スペシャルオリンピックス日本」の理事長を務めているそうだ。来る2月21日から始まる「2020年スペシャルオリンピックス冬季ナショナルゲーム・北海道」を前にして、有森氏は熱く語った。

   

 そもそも「スペシャルオリンピックス」とは何か?ということだが、文献によると「知的障碍のある人々にスポーツのトレーニングをする機会と競技会を提供する国際活動を指す」という。オリンピックと複数形にしているのは、〈日常的なトレーニングから世界大会にいたるまで,いつでも,世界中のどこかで,この活動が行われている〉ことを示しているということだそうだ。

 昨夜(2月6日)、道新ホールにおいてスペシャルオリンピックス2020北海道開催直前 有森裕子トークショー」があり参加した。

          

 有森氏はご存知のとおり、女子マラソンランナーとしてバルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルと二大会連続でメダリストになった唯一の日本人選手である。彼女は自らの人生においてスポーツから多くのことを学び、今に生かしているという。その思いをたとえ障碍があろうとも同じくスポーツから学び、人生に前向きになってほしいと願い、理事長を引き受け知的障碍者のために奔走しているという。

   

 有森氏は感激屋のところがあるようだ。バルセロナの後、故障などが続き引退の瀬戸際に追い込まれたが、北海道マラソン(1995年)において見事復活優勝し、バルセロナオリンピック代表の座を射止めた。そのことに話が振られたとき、苦しい時代を思い出したのだろうか?声を詰まらせる場面があった。そうした感激屋の一面があってこそあのバルセロナオリンピックのマラソンゴールでの名言を生んだのだろう。涙とともに「自分で自分をほめたい」の一言は国民に大きな感動を呼んだことが懐かしい。

 そんな有森氏が強調した。「スポーツで成長できるのは、全ての人が同じ。スポーツを通じた人の輝きを見てほしい」と…。

  

 スペシャルオリンピックス2020北海道は、2月21日より3日間、札幌市を中心に札幌圏で開催される。その日程は次のとおりである。

 ◇2月21日(金) 開会式
 ◇2月22日(土) 競技(予選:ディビジョニング)
 ◇2月23日(日) 競技(決勝) / 表彰 / 閉会式

そして種目・会場は次のようになっている。

 ◇開・閉会式 【北ガスアリーナ札幌46】

 ◇アルペンスキー、スノーボード 【Fu’sスノーエリア】

 ◇フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケート 【真駒内セキスイハイムアイスアリーナ】

 ◇クロスカントリースキー、スノーシューイング 【飛烏山公園】 ※江別市

 ◇フロアホッケー 【北海道教育大学 岩見沢校】

 できれば私もどこかの会場を訪れて、選手たちに声援を送りたいと思っている。

 

 

 



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