目的の「城下医院」は円山地区の閑静な住宅街の一角に建っていた。前回レポした「杉野目邸」同様に周りが高い木で覆われていたため建物全体の写真を撮ることが難しかった。そこでやむをえず一枚はウェブ上から拝借することにした。
所在地である南5条西21丁目というと、周りは円山の閑静な住宅街である。そうした中に深い緑に囲まれた今見ても斬新に見える住宅が建っていた。南側に円筒形の窓の多い建物が印象的である。この建物は大正から昭和初期にかけて札幌景観資産に登録される住宅を数多く設計した建築家・田上義也の設計によるものである。田上氏はアメリカの著名な建築家フランク・ロイド・ライト氏に師事した建築家としても知られている。
円筒形の外壁と共に、採光、採暖、通風などに配慮した「雪国的な造形」がいたるところに見られる建築だという。
建物は大規模な改修がされ、外壁にペインティングなどが施されているが、基本は建設時の姿を残しているとも言われている。なお、建設当時は医院を開業していたが、現在は医院としてではなく、子孫が住宅として使用されているようである。
《城下医院 情報》
◇所在地 札幌市中央区南5条西21丁目2-16
◇建設年 1930(昭和5)年
◇構造 木造
◇指定年 2008(平成20)年3月26日
◇その他 個人宅につき非公開 ※敷地内無断立入禁止。
◇訪問日 2021年10月7日
あまり評判の良いとは云えない病院ですが
私は高血圧・糖尿病の薬を頂いています。
この病院でコロナワクチン・インフル
エンザなどの予防注射を打っています。
コロナ感染も落ち着いたので札幌厚生
病院でしっかり診てもらいに11月半ばに
検診に出掛けます。2年ぶりです。
本文でも記しましたが、件の住宅にお住まいの方は医者をされていた方の子孫のようで、医業に携わってはおられないようですが、はたして関係があるんでしょうかね
ぇ??珍しい名字だとは思いますが…。