広い園内に紅葉したコキアが広がっていた。コキアが数本育っているのは街角でも目にすることはあるが、大量のコキアを目にするのは初めてだった。それにもまして見事だったのは園内のカエデ類の紅葉だった。併せて「アシリベツの滝」も訪れてみた。
ブログ上で滝野すずらん公園のコキアの紅葉をアップする方が何人もいらっしゃった。それを拝見しているうちに私も見てみたくなった。そこで出不精の妻を誘い「国営滝野すずらん丘陵公園」を目ざした。
※ 中央口の事務所の建物の壁を這うツタも紅葉していました。
中央駐車場口から入ると直ぐが「カントリーガーデン」と称するコキアの畑は広がっていた。全体が赤く紅葉したコキアを見るのは壮観だった。しかし、正直に言って私の出陣は「やや遅れたかな?」の感は否めない。私としては緑、ピンク、赤とグラデーションに彩られたコキアを見てみたかった思いがあったのだが、そのためにはもう少し早い時期の出陣が必要のようだ。コキアは別名「ホウキギ」と称して、昔の人たちはこのコキアで庭箒を作っていたとも聞いたことがある。
カントリーガーデンには、すでに花の時期を終えたラベンダーやコスモスの畑も広がっていた。そうした中、まだ枯れずに咲いている花も数種あった。花名が分かったのはバーベナ、サルビアブルーなどである。
※ バーベナの群落です。
※ こちらはサルビアブルーです。
※ 花の名が特定できませんでした。
カントリーガーデンの丘を登り切ると、そこは東口となりビジターセンター、レストハウス、休憩所など各種施設が並び来園客が楽しめる施設が集まっている。その広場にはハロウィンの季節を意識したデコレーションに彩られていた。
※ 小さな菊の花を球形に象ったものです。
東口から中央口へ、上がってきた経路と違う山沿いの道を下った。するとその道々には色鮮やかに色付いたカエデ類の木々が見事の紅葉を呈していた。これまで何度も来園している滝野すずらん公園だが、駐車場を変えたことで新たな発見があった。(私はこれまで東口駐車場を主として利用していた)
※ 場所は少し違いますが、イチョウの葉も黄葉していました。
帰りには「渓流口駐車場」に車を停め、もう何度目になるだろうか?「アシリベツの滝」を見て、滝野すずらん公園を後にした。
これまで何度も訪れたことのある「滝野すずらん公園」だが、晩秋に訪れたのは初めてだった。晩秋もまたいいものである。