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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

御朱印収集巡り №19 上手稲神社

2023-06-26 20:17:50 | 神社参拝・御朱印収集関連
 上手稲神社は、宮丘公園の北東端の一角の小高い丘の上に建っていた。境内はけっして広くはなかった。建物は一般の神社の建物とは一線を画するようなちょっと特異な形をした神社だった。
       
 上手稲神社は地下鉄「宮の沢駅」から15分ほど歩いた宮丘公園の一角にあった。宮の沢地区と西野地区を結ぶ「西野屯田通り」沿いに急な階段が造られていて、その階段を上ったところに上手稲神社はあった。ところで上手稲神社は、西区にありながら「上手稲」と名乗っている。これは近くに「手稲記念館」という記念館もある通り、昔は辺り一帯「手稲村」に属していたが、札幌市と合併して札幌市が区制を敷いたときに西区に属すことになったためのようである。
  
  ※ 神社は「西野屯田通」から急な階段を登ったところにあった。
 前述したように、境内はけっして広くはなかったが、そうした中で奉納相撲を行う土俵が境内の一角を占めているのが一つの特徴かもしれない。
 また、神社の建物、特に屋根の形が他の神社の屋根とは一線を画し、ちょっと見には教会と見まがうような形をしていたのが印象的だった。
 さて、肝心の御朱印だが、参拝を終えた後に社務所に伺うと神職の方が対応していただき、「直筆」でお願いできるという。私は内心とても喜んで御朱印をいただいた。
  
  ※ 急な階段を上り切ったところで目に入る本殿と境内です。
  
  ※ ちょっと簡素にも見える手水舎です。
   
        ※ けっして広くはない境内で土俵の存在が目立ちました。
  
  ※ 一見、教会とも見紛う外観の本殿(拝殿)です。
  
  ※ 本殿の上部にも神社名はなく、印のようなものが据えられていました。
 このころは、神社の「旧社格」について論及することが多いが、上手稲神社は「無願神祠」といって国から認定されていない神社だったようだ。本州などにおいては「無願神祠」は解体に追い込まれるところも少なくなかったようだが、開拓期にあった北海道ではそうしたことを逃れ、戦後になって他の神社と同格の神社となり、現在に至っているようだ。なお、いつも述べているが、この「旧社格」というのは、戦前において国が定めた神社の「格」であり、戦後は特に意味を持たないものとされている、と私は理解している。
【上手稲神社 情報】
◇旧社格:無願神祠
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市西区西野290-257   
◇御朱印:あり(直筆 初穂料300円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間:概ね 9:00~17:00  
◇例祭日:9月15日(前後する場合あり)
◇駐車場:有り
◇アクセス:地下鉄東西線「宮の沢駅」4番出口から徒歩15~20分(約1km)
◇創建: 1876年(明治9年)    
◇代表的ご利益: 〇国家安泰 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇合格祈願・学業成就
 〇病気平癒・健康祈願 〇縁結び・恋愛成就 〇旅行・交通安全        
◇御朱印記帳日 6月7日


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