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森保ジャパン黄信号! WCアジア最終予選

2021-10-08 16:37:10 | スポーツ & スポーツ観戦

 私の本心は黄信号などではない。もう崖っぷちの気分である。森保ジャパンは、オマーン戦の敗戦を取り戻すべく勝ち点3がぜひとも必要と思われた対サウジアラビア戦にあえなく0対1の敗戦を喫してしまった…。ここから果たして立て直すことができるのか??

 今朝未明、午前2時サウジアラビアのジッダスタジアムでキックオフとなった日本対サウジアラビア戦が DAZNで中継放送がされたのを、眠い目を凝らして観戦した。

  

※ 対サウジアラビア戦の先発イレブンです。

 試合は前半から一進一退の攻防が続いた。全体としてはややサウジアラビアが攻勢かとも思われたが、日本にもチャンスは巡ってきたが決めきれないまま前半を終えた。日本は対オマーン戦のときのような動きではなく、コンディションには問題ないように見えた。ただ、ジッダスタジアムはサウジアラビアサポーターで満員の中、独特の音楽が響きわたるうえ、中東特有の暑さも森保ジャパンにとっては大敵だった。

  

※ 日本代表を率いる森保一(はじめ)監督が試合を見守る姿です。

 後半も前半同様に互いがビッグチャンスを掴むべく一進一退の攻防となった。お互いが決定的なチャンスを掴まないまま後半も25分が経過した。「あるいは引き分けも止む無し」と思い始めた26分。MFの柴崎が大きなミスを犯してしまった。ボールを持った柴崎が前線にボールを送れないと判断し、SBの吉田にバックパスをしたのが中途半端となった。それをサウジが見逃すはずがない。そのボールをサウジ選手が回収し、ゴールへ一直線。貴重な決勝ゴールを決められてしまった。

 バスミスをしたから言及するわけではないが、私は柴崎選手のプレースタイルを好まない。というのも彼のプレーから闘志を感ずることができないのだ。よく言えばクールであるが観ている者に必死さが伝わってこない。昨日の対戦でも、決定的なミスを犯す前に私が見ていただけで2度ほど彼がボールを持っているときに相手選手に奪取された。その際、他の選手なら必死になって取り返そうとするのだが、彼は二度とも簡単にあきらめてしまったのだ。きっと柴崎選手は天才型の選手なのかもしれないが、そのことが今朝のような大事な決戦でも簡単なミスを犯すことに繋がってしまったような気がしてならないのだ。

  

※ 日本の誇るディフェンスの要、吉田選手(右)と長友選手(左)が必至のヘディングです。

 しかし、悔いてもしかたがない。結果は出てしまったのだから…。

 問題は次からをどうするかだ。とりあえず12日(火)埼玉スタジアムで強豪オーストラリアとの対戦が控えている。オーストラリアは今最終予選をここまで3戦全勝と好調である。これまでの対戦成績を調べてみた。全ての国際試合での対戦成績は日本の9勝9分6敗であるが、WC最終予選だけの成績では1勝5分2敗と負け越している。

  

※ 敗戦が決まり、スタンドに挨拶する日本イレブンです。

 難しい相手であるが、この戦いを突破できないようであれば、今回のWC本選出場はかなり厳しくなる。来年3月末まで続くWCアジア最終予選が早くも大きな山場を迎えてしまった森保ジャパン。なんとかここから巻き返すべく必死の思いで対オーストラリア戦に立ち向かってほしい。あゝ、それにしても未明の試合観戦はきついですねぇ…。

※ 掲載写真は全てウェブ上から拝借しました。



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