鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

参加してきました、ダイワ

2008-07-22 18:11:45 | 小国川

 今朝は午前2時45分に目が覚めました。 いろいろがたがたして、3時20分に家を出発。

 今の時期、4時過ぎると割りと明るくなります。

 下の写真は夕焼けではありません。 朝焼けです。太陽が奥羽山脈から上ってくるところです。小国川のダイワの大会用の駐車場から撮影しました。午前5時過ぎです。

 この写真のように心に太陽が点っていてくれればよかったのですが・・・。

 

 

 下の写真は、ダイワマスターズのテントです。 この前に並んで開会式や閉会式、抽選会、釣果の点検等を行います。

 

 

 5時半から抽選開始。いい番号が当たりますようにと祈りながら、ゆっくりとワッペンを選んだのですが、取り出して見て、ショック! 184番

 今日は約200名の我こそはというアユキチガイが東京や秋田、岩手県からも集まりました。

 オトリは4列になって受取ります。1~50番、51~100番、101~150番、151~200番と。明らかにオトリの受け取りは後半組み。これではいいと思われるところは占拠されています。くじ運が悪い!運がない! ようするに腕が悪い!ということになるのでしょうか。

 

 予選は7時から10時30分まで。シマノと違って10時半まで竿を出せます。といっても検量場所まで11時までに戻らないと失格ということになります。

 番号を見てどこに入ろうか迷いました。でもこうなったら、いつもは年のせいにして楽を決め込んでいたのですが、今年は敢えて老体に鞭打って、艱難辛苦にも耐えて見せれば、きっといいことがあるだろうと、ヨブになったつもりで「下流域」、しかも最下流まで行ってみることにしました。

 おとりを貰ってからの動きは、どちらかというと上流域の方が多いようです。が、あえて下流、それも最下流に挑戦することにしました。

 重装備で、暑い中早足で歩くこと25分。昨日のR13号線のところに来ました。すでに3人が竿を伸ばしています。昨日よりもさらに水量は少なくなっています。 7時15分(遠くに来たために時間を15分ロスしています。)ころですか、昨日と同じところを泳がせてみるのですが、掛かりません。第一アユが跳ねていませんし、姿が見えません。他の人も掛かりません。

 約30分で移動開始、下流域へ。5、6人竿を出している。当然いいと思われるポイントには人が入っている。浅くなっている左岸ヘチや右岸の瀬にオトリを入れてみるのですが、弱ってきたためか根がかり続出。また、川底にはゴミが一杯あるのです。

 下流の瀬に左岸から竿を出している人は、順調に掛けています。こっちは何をしても掛からない。

 さらに下流域へ。最下流部の30メートルくらい手前が30センチ前後の平瀬になっていて、いい感じの石が一杯入っています。何でここに人が入らないのか不思議なくらいです。奥羽本線の鉄橋があります。

 

 ここでは右岸からV背バリを使って泳がせました。何とか泳いではくれましたが、掛かりません。何とかして早く野アユが欲しい!1匹でも掛かれば後は回転が上手くいくのにと思いながら、天に祈りつつオトリを泳がせます。

 竿一杯分左岸までも泳いでくれます。でも・・・。ここは最下流部ということで、不正がないようにとスタッフが左岸上に常に2人以上いて、何やら雑談しています。上から常に見られているというのはいい感じはしませんがそんなことは言っていられません。

 広さは十分ありましたので、幸い思う存分泳がせることができたのですが、如何せん、追ってくれません。でも、川の中央からやや右岸部の石が密集しているところに群れアユの姿が一杯見えました。

 群れの中に入れればもしかして何とか掛かるかもと、その時は思ったのです。今までだって群れアユの中を泳いでいたはずなのですから。でも、その時は掛かるのじゃないかと思ったのです。

 そしたら、案の定目印が水中に引き込まれ、ようやく待望の1匹が掛かりました。無事取り込みました。時に9時20分。予選開始から既に2時間20分もかかっています。残りは1時間10分のみ。 取り込んだとき左岸上から見ていたダイワのスタッフから盛大な?拍手を貰いました。恥ずかしかったけど、お礼にお辞儀をしました。お情けの拍手?苦労に苦労を掛けた末の1匹に対する賞賛の拍手?16センチくらいの小型のアユです。

 同じところでいい感じで3匹掛かりました。拍手も貰いました。

 でも、どうにもついていません、根がかりです。場所を荒らしてしまいました。そこがだめになったので、野アユのオトリで他のところを泳がせるのですが、掛かりません。かかる場所というのが決まっているのでしょうか??昨日といい、今日といい、満遍なく掛かるということがないのです。

 とうとう残すところあと20分。オトリをそのまま上流に引き上げて、先行者が竿を出していたところ、流れが絞り込まれ、そこから広がっているところにオトリを入れると、コンという当たり。これがいい型のアユで20センチクラスでした。当りが弱いし、先行者が掛けていたのは小型だったので少々驚きでした。

 すぐにオトリを取り替えて、流れに乗せます。流れをものともせず、上に泳ぎます。頼もしい限りです。そしたらまたコツという当たり、今度も20センチクラスのアユです。 結局ここで15分で3匹掛けました。20センチクラスばかり。でも後の祭りとはこのことです。後悔先に立たず。正にそのとおりです。

 

 結局掛けたのは6匹、込みで8匹という釣果となります。これで予選を通過するほど、小国川は甘くありません。

 

 帰りの25分の足の重かったこと、暑いし、悔しいし。救いは粘りに粘って何とか野アユを掛けたこと、その後はそこそこ掛かったことくらいですか。

 

 検量の結果、予選最高の釣果は30匹というではありませんか???釣る人は釣るのですねえ~。

 その人は私の隣の車の人で、秋田県湯沢市から今年初めて小国川に来たそうです。上流に向かったが、楽をしようと経壇原の上のチャラに入ったそうです。ほとんど入れ掛りということですか、羨ましい。

 仕掛けはナイロンの0.125号でハナカンには電車結びで直結びだそうです。 高知の仁淀川で村田満と対面で勝負したことがあったといっていました。(私もオーナーカップで岐阜県の益田川(飛騨川)で彼と対面で戦ったことがあります。といっても同じグループだったからですが)

 

 

 上の写真は、12時からスタートの決勝戦の様子です。少しだけみて帰途につきました。

 

 

 写真は今日の帽子とワッペン、記念品のタオルとハリス30本です。

 

 今日の仕掛け;

 竿はシマノ(敢えてシマノにしました)の珪石 90-95 穂先はRSソリッド

 糸は昨日と同じで、ナイロンの0.2号です。ハナカン周りもそのまま使いました。

 ハリも6号か5.5号クラスの小さいハリの3本イカリです。

 

 これで大会は終わりました。明日からは気楽に川に入れます。もう小型の数釣りには拘らずに「大アユ狙い」で行きたいと思っています。

 寒河江川や最上川が待っています!!そして広瀬川も・・・。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする