鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

最後の小国川、そして納竿

2014-09-17 16:55:38 | 小国川

 天気はいまいち、曇り空、気温は上がらない、でも多分水温は冷たくはないだろう、釣れても釣れなくてももう構わない、きょうは区切りの日、決断の日、けじめの日としよう、来週から忙しくなってくるし、・・・・

 ということで山形県は小国川へ行って来ました。 山形も気温は低く、竿を出す時までに20度にはならなかった。 水温は18度、でもその割には冷たくはなかったのが幸い。 何よりも小国川は渇水が進んでいる。 濁りもない。 川の中をいろいろ歩けそうである。

 

               

 (一関大橋下流にも 止め が設置されるのですね。)

 

 かっと晴れ渡って、残暑厳しいくらいの天気だったら申し分はなかったのですが、それは言いますまい。川に入れただけでもよかったと感謝しなければ。

 S名人宅のオトリもそろそろ品切れとなりそうです。 投網で捕ってはいるのですが、川に入っていくと鮎は深場に敏感に逃げ去っていき、オトリ鮎の確保に苦慮しています。 釣れた鮎を持ってきてくれる釣り人も少なくなってきたとか。そもそも竿釣りはかなり厳しいということで、釣れないようなのです。

 名人は下流がいいのではないかと言っていましたが、私はもう入るところは決めていまして、そうです、「経壇原」 です。 それなりに水量があって、大石があるし、川底の石もまだハミ跡もある、例に寄って右岸へチを狙えば釣果ゼロ、おでこということはなかろうと思っていた次第です。

 しかし、川を見てがっくり。軽自動車が止まっていましたが、その人は竿釣りではなく、投網の人でした。ついてない。 これから竿を出そうという時に、すでに投網の人が先に入っていたというのですから、がっくりです。 でもへこたれません。 そのまま初志貫徹です。 チャラ瀬ではないから、鮎は一網打尽ということはない、一時的に逃げてもしばらくすれば鮎は戻ってくるだろうと楽観視していました。

              

            (上が経壇原上流、下は下流域です。)

 

 竿を出したのは9時30分から12時までの2時間30分。 1時間経ったとき、寒さを感じたのでゴアテックスの合羽を着用しました。

              

 

 狙いは、もう何をかいわんやで、4枚の写真のように右岸へチです。 瀬には着いていません。右岸側の瀬の対岸側から流れがない小石が入っている浅い右岸ヘチ、こういうところにしか追う鮎はついていませんでした。

            

 

 幸か不幸か、不幸ということはないか、すぐに1匹掛かってしまったのです。口掛かり。当たりは弱く、引きもそこそこでしたが、貴重な1匹です。 何といってもこれでボーズを免れたわけですから、ホッともします。

 オトリを交換してもその後が続きません。 釣り人は上流の方に3人、下流に2人入ってきましたが、中央部分は私一人の貸切状態で助かったです。 水量が少なくなっているので、私でもどこでも入って行ける感じで、気分的にこれも幸いしました。

 2匹目はずーと釣り下ってから、20分後くらいでしょうか掛かったのは。 大きな石で囲まれているようなところで、縦棹にしていたら掛かりました。2匹も。 これで3匹ゲット。 でも当たりは物足りない!!

 4匹目がすごかった。ガツーンと掛かると一気に下流に走り、危うく竿が伸されそうになってしまいましたが、何とかこらえて左岸側に寄せてきます。無理があり途中ジャンプしてしまいましたが、大きな石の脇が緩やかな流れとなっていたので、そこに導いて抜きました。 しかし、またしてもキャッチミス。掛かり鮎はタモの外、オトリ鮎がタモの中、必ず1回はこういう悲しいことをしてしまいます。

 その後再度上流側に歩いて釣り下ったところ、1回目は掛からなかったところで3匹を取り込みました。 それで止めました。 12時です。 結局7回掛けて6匹取り込みという結果でした。 満足です。 ゼロ釣果を予想していたくらいですから、大満足。小国川に、小国川の鮎に感謝です。

 一つ悔しかったのは、午後になってから陽が差してきたことです。暖かくなってきました。最初から陽が差していれば・・・なんて思っても始まらないのに、バカですねえ~。

 

                    

 型は18センチから21センチくらいでしょうか。 大きくはないです。でもまだ”肌はきれい”です。  きょう9月17日水曜日をもって2014年の鮎釣りは終了です。 また、来夏の東北の河川を期待しましょう。

 

 一関大橋下流の駐車場で昼食としたのですが、どこかのクラブでしょうか、若い?釣り人が集まり、集会後川に入っていきました。 クラブの納会の鮎釣り大会かな。 オトリ鮎を確保するだけでも大変だったのではないかと余計な心配をしたりして。

 

 かなり減水していることがお分かりでしょう。

 

 初めて知りました、舟形町の特産物です。 「舟形マッシュカレー」  マッシュルームが特産物のようです。 どこかで見つけましたら、買ってください。 味はお楽しみです。

       

 


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