今日は昼近くから雨になって…。
やっぱりタマネギは無理しても昨日収穫しといて良かった。
久しぶりにゆっくりと朝寝をしてしまって
気付いたのが10時半になってしまっていた(~_~;)
慌てて残っていた家事を片付けて、昼頃から買い物へ行って
午後はゆっくりと…とは思ったけど
昨日収穫したタマネギを提げる仕事をした。
先日の夕暮れ風景
先日の暑い一日の後には異様に真っ赤な夕暮れ風景で
なんだか不気味さを感じずにはいられないくらいだった。
頭上の電線には数えきれないほどのムクドリが
賑やかさを通り越してうるさいくらいに鳴いている。
畑で虫をさがしているのだろうか、それとも雑草の種を食べているのか…。
あの下にいたら糞の爆弾投下の被害に遭うに違いないなと思いながら
夕焼けに染まったムクドリの写真を撮った。
ムクドリは少し茶色がかった灰色の鳥で大きさはスズメより少し大きい。
市街地にも多く生息していて、白っぽい顔とオレンジのクチバシで
あんまり可愛くない鳴き声で集団化すると、かなりうるさい。
電線にビッシリとムクドリ、これはホンの一部!
中には雀が一羽混ざっていたり…。
集団で地上に降りてエサをとっている姿を見かけるが
田畑の虫を食べるので、江戸時代からツバメとともに二大益鳥として
大切にされてきたという話もあるけど
集団化されたその下の糞害は甚だしい。
しかし!ムクドリは群れが畑を耕すトラクターの後をついて歩き
土の中から出てくるコガネムシなどの幼虫を食べてくれたり
害虫退治に役立ってくれる。
昔、土佐に住んでいた野中兼山という人は、害虫を食べてくれるムクドリを大切に思い
人がムクドリを捕まえて食べたりしないように「ムクドリは千羽に一羽、毒を持っている」という
ウソのうわさを流して、保護したという有名な話がある。
夕日の中で毛づくろいをするムクドリ
まあ、今どきムクドリを捕まえて食べる事もないと思うが。
近くの神社ではカラスもいるしオナガなどもいる。
とても数百羽のムクドリが止まれるとは思えない。
あちこちに分散して夜が更け夜が明けるのを待つのだろうか。
あんなにいたムクドリも夕暮れとともにすっかりと姿を消してしまうのは
実に見事だとしか思えない。
この日の夕暮れ…そろそろ日が沈んで行く…。
夕日を浴びてくつろいでいるムクドリは、どこから来てどこへ行くのだろうか…。