きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

S&Bのデミグラスチーズカレー

2013-05-22 | 日記
帰りに久しぶりにモスバーガーに寄った。

最近手作り弁当ばかりだったから、たまにはkekeにおいしいものを買ってあげたい・・・そんな親心であった。
今日はモスバーガー1つにした。
1個320円もするから、自分の分も買うと640円になってしまう。
それだったら、自分は冷蔵庫にある牛乳でグラタンでも作ればいいか。。。

すると、kekeはお腹がすいていたのでスーパーでメンチを買って、ご飯も炊いて、まさに食べようとしている所。

「あら、ご飯炊いてたのね。」
モスバーガー買ってきたんだけどと言うと、後で食べると言う。

せっかくkekeがご飯を炊いてくれたのなら・・と何かおかずを買うことにした。
そして8時を回ったスーパーで、見切りの鶏ひき肉や半額の魚を弁当用にカゴにいれ、ドリアでも作るかなと思ったけど、もう8時半になっていたので、ここから家に帰って、さらにドリアを作るだろうか、いやそれはストレスになるに違いない・・・健康のためにはここは手抜きにしようと思い、レトルトカレーの棚の前に立った。

今日は200~300円の、レトルトにしては豪華クラスのものを買おうと決意した。

銀座カレーのチーズバージョン、それから麻布十番カレーと言うのもどんなものだかワクワクして、定番のディナーカレー。それから湘南カレーみたいなのもある。

どのカレーも「あたしを買って♪」と言っているような気がして、本当に至福のひとときを過す。
男の人が金に任せて女性を今から選ぼうとする時はたぶんこんな心境ではなかろうか。その類の店のシステムを私は詳しく知らないけれど、きっとこんな心境ではなかろうかと推測する。楽しすぎる。

そして、300円でその気持を堪能できる私もサイコウ。

そして麻布十番カレーと迷いに迷ったあげく、S&Bの「デミグラスチーズカレー」と言うのにした。副タイトルに「溶け合うコク」と書かれている。もう一つの同じ種類のカレーと迷ったけれど、その時はデミグラスの気分だったのだ。きっとこれは「東京チカラメシ」のカレーに近いものに違いないと思ったのである。

そしてホクホクしながら、1人鍋に湯を沸かして食べてみると、たしかに想定どおりの味だった。
本当にデミグラス系でおいしかったが、一つ注文をつけるともう少し辛さを上げてもよいのではなかろうか。
このデミグラス系の甘さがあるなら、辛さの難易度が3では平凡すぎるような気がする。
せめて「4」ぐらいほしい。

東京チカラメシのカレーはこの系統だけど、辛すぎる。
「今回はたまたまスパイスを入れすぎたのではないだろうか」と思うほど辛い。

このデミグラスチーズカレーと足して2で割ると丁度良いのではなかろうか。
それが私のデミグラスチーズカレーの感想である。


そして弁当の魚やひき肉を買いながら、それで晩飯がレトルトって、なんか本末転倒のような気がした。

別れについて

2013-05-21 | 女だから思ったこと
宇野千代さんの本を思い出した。
もしかしたら記憶違いもあるかもしれないけれど、千代さんは4回の結婚をして、最後のご主人は60過ぎてからお別れしたのだった。(うんと年下の旦那さんだった。)
そしてお別れの時、千代さんは別れるご主人の荷づくりを(たぶん笑顔で)一緒にしたそうである。

私はこの回想録を読んで、60過ぎてから何年も(20年近く)連れ添った人と別れるのはどんなに辛いことだっただろう、どれほど気持を押し殺して笑顔で荷づくりをしたのだろう、とずっと想像していた。

もしかしたら本当に千代さんは笑顔で相手のこれからの幸せを願いながら、荷づくりをしたんじゃないかしら。
今そんな気がするのは、別れは悔しい悲しいだけのものではないような気がするからだ。

本によると(記憶違いがあったら申し訳ない)、夫婦としては破綻しながら(?)その後に二人の会社が倒産と言うことになり、「そこで私達は夫婦の頃よりもむしろこの時の方が協力し合うことになったのです」と言うような内容がどこかの本に書かれていたように思う。
実際に千代さんが荷づくりをしてご主人を見送るのはそれからしばらく(記憶が間違ってなければ2~3年)後のことなのだ。


末長く一緒に暮らすことだけが成功ではないのかも・・と考えて、元夫と出会えてよかったことを思い出してみた。

そして、kekeが生まれたことや、(専業主婦の間)料理や家事を少しづつ進歩したこと、育児も経験できたこと、そんな事を思い出しながら、そこに元夫の存在がないことに愕然とした。
思い出すことは、自分とkekeのことばかりである。

彼の存在。
彼のいいところをもっと伸ばすような努力、彼が家に居やすいような努力、そういう見方をしてこなかったなぁ、彼をみつめることをしてこなかったなぁ、と改めて気づいた。
彼が私にしてくれたことが思い浮かばないのである。

そして搾る取るように、3人で釣りに行ったこと。その時もしかしたら元夫は仕事で疲れていて、家で休みたかったけれど私たちのために付き合ってくれたのかもしれない、と思い出してみた。
そういう一つ一つの事に感謝できていたら、どこかで何かが変わっていたかもしれない。

悔いでも否定でもなく、客観的な事実としてそんなことを思い出して、だから、これからはどういう出会いも大切にしよう、一つ一つのことを感謝の気持ちで受け止めよう、と前向きに思い出した。

私はこれからいろんな人と別れて、悲しむこともあるかもしれない。
でも、そこには相手の幸せがあると信じて、グッとお腹に力を入れて、サヨナラできたらよいように思う。

そしてお別れする時間がきても、その間にしてもらったことはいつまでも覚えておけるようにしておこう。
最後にどんな形になっても、今私がこうして考えていること、そこには少なからずもその人の影響があり、自分の成長がそこにあることは事実なのだから。

50になる前の今の私はそんな風に考えている。

今日はおやすみ

2013-05-19 | 父の記録と母の思い出
この週末は少し体を休ませようと考えていたのだが、昨日はちょっと会社でしなければならないことがあったり、その後に父の病院に行ったり、図書館を回ってたりであまり休めなかった。


父はかかとにバイキンが入ってしまったそうで、今日は処置をしてもらいベッドに寝ていた。
割と元気だったのだけど、相変わらず目は閉じたままだった。
今日は周りに人がいないし歌ぐらいなら聴けるかな?と思ってかけてみると、最初うれしそうにはしていたけれど、やはり疲れてしまうような気がする。もしかしたらもうあまり分かってないのかもしれない。
「sakeってなんだっけ?」と言ってたし、楽しいことも含めて余計なことを考えさせることが申し訳ない気がしてしまう。

しかし寝ている父をぼんやりながめていると、そんな時に限って「kekeのお昼が菓子パンしかなかったな」なんてことも気になったり、そしたらそしたでkekeはもう自分でどうにかする力は充分にあるはずなのに、やっぱりこう言う場面ではどうしても気になってしまう。

どこかの雑誌で伊藤ひろみさんが「カルフォニアに住んでいた私は熊本の父が死ぬまで1度も同居しませんでした。自分達の生活を優先させたかったからです。」と明確にハッキリ書いていて、清々しさまで感じる。
親を大切にする人、そこまでできない人、そのどちらも今は正しいような気がする。
もちろん、本ではカルフォニアと熊本を行ったり来たりする(直行便はたしかなかったはず)話がたくさん書かれている。

自分は今こんな風にしているけれど、kekeは自分の人生を大切にしてほしい。
でもあの子のことだから、たぶんこんな風な心のかけ方かもしれない。何となく足は向いているけど、サラッとしてる、そんな感じかもしれない。

本屋に立ち寄った時、「医者に殺されない47の心得」と言う本が積まれていた。
ペラペラめくりながら、おでこのかぶれの事を思い出す。あのまま「またかぶれてしまいました」と病院に行っていたら、しばらく塗り薬も飲み薬も処方されていただろう。。。
でも、仕事だから患者が来たら薬を処方しなければならないのも分かるのだ。

でも人間の体は本来、しっかり休めば治るようにできているのではなかろうか。。。心も体も適度に休ませることが大切なのではなかろうか。
放っておくことで手遅れになることもあるかもしれないから、早く病院に行くこともよいことなのだろうけれど。

宝石女

2013-05-17 | 女だから思ったこと

昨日の中華そぼろの残りと、kekeが買ってきたひじき→レンコンやゴボウと煮てリメイク→その残りを卵とチャーハンにしてみた。(余り物の寄せ集め。)

そして、1週間ぐらい冷蔵庫に残っていたキンピラゴボウを、豚バラでグルグル巻いて焼いてみた。
味付けは使う機会のないステーキソース。


kekeに「チャーハンのお弁当と、昨日の残りの麻婆豆腐+白いご飯と、どっちがいいかしら?」と尋ねたら、「白いご飯と麻婆豆腐。」と即答。(+o+)
あの子は、私の手がより掛かってない方、掛かってない方を好む傾向にあるらしい。

そんな時、朝のTVではどこのチャンネルだか分からないが、何億円の宝石を映していた。
「ご覧ください、これは何億の宝石が」ウンタラ。
最後にアナウンサーが「女性なら誰しも宝石が好きですからね。」と言うけど、私は自慢で無いけど宝石にまったく縁がない。

まぁ金に替える事ができて、困った時に食べ物に変えられる、と言う意味ではほしいですけどねぇ、そんなちっぽけなものが何十万とか、何百万とかアホじゃねぇか、(3万4万ぐらいなら許せるが。)あんなのミエとプライドでほしがっているようにしか思えん。

・・・・と思って「バカか」と思って玄米フレーク食べながら見てたけど、でも待てよ?世界のどこかには食べたいものも満足に食べることができない国もあったんじゃなかったっけかな、そこの人から見たら、お弁当に赤や黄色や緑をきれいに入れましょう、って言う私もあそこらのバカ宝石女達と一緒なのだろうかたぶん・・と思い始めて、一人ショックを受けてしまった。

いったい世界にはどのぐらい格差があるんだろう?
たぶん富と言う物はある程度量が決まっていて、それを誰がより一層多く奪うかなのだろうか。

「世界平和」なんて言うだけは簡単だけど、どこまで生活レベルや便利さを、地球や貧しい国のために落とすことができるのかなぁ。
そんな事を考えてしまった。

TVや車ぐらいなら無くても(誰もが無いなら)どうにかなりそうな気がする。
だけどお湯でお皿が洗いたい。
トイレも今となってはウォシュレットがほしいし、何て言っても虫やネズミがウジャウジャわいてくるような所や夜が真っ暗な所(電気が無い)には住めない。
具合が悪い時は病院に行きたいし、服や下着も取り替えたい。
そうやっていろいろ考えると、自分も世界的にはかなりハイレベルな生活を求めているように思う。
宝石女たちは、それが宝石に変わっただけなのだ。

毎日好きなものが食べられて、しかも色で遊べるなんて、それだけでも本当は贅沢なことだったのか。。。

ちなみに、キンピラゴボウの肉巻き・・・残り物のリメイクなのに意外に美味しかった。

sakeの食卓

2013-05-16 | ぶきっちょさんの家事一般
昨日の豚ひき+たけのこのみじんきり+しいたけのみじんきり、を中華風に味付けしたものを



ジャージャー麺にしてみました。(^o^)丿
(麺は「つけ麺」の麺をゆでてみました。)

kekeの感想→「パッサパサでめんつゆかけないと食べられない!」

ウッ。
自分でも作りながらそんな気がしていたのだ。
でも、ジャージャー麺ってあんかけだったっけ??(^_^;)
食べたことがないから、よく分からなかった。。。

今度、もしも機会があったら、ジャージャー麺がどんなものだか食べてみよう。
(そうそうないと思うけど。)


そして夕飯は、↑上の中華風そぼろをマーボー豆腐にしてみました。


餃子はいつも焼き餃子ばかりだと飽きると思い、水餃子にしてみました。
手作りの餃子をゆでたのは初めてです。

初めてだったので充分ゆでたつもりですが、中がまだ赤くて、「あれまぁ」と電子レンジでチンしている様子を見てkekeがドンビキで、全然食べませんでした。

でも、チンしてからの方がレタスもヘナヘナになってドレッシングと馴染んでおいしかった。^^;

しかし、水餃子ってもう少しきれいな盛り付け方があるのではなかろうか。
右下のサンマも白髪ネギや香草みたいなものを乗せると、見栄えがまた違うのではなかろうか。


そう思いながら翌朝、お弁当を作ってみた。


唐揚げにレモンを添えてみたり、ご飯はkekeが買ってきた鮭フレークを混ぜてみた。



夜のあんかけ焼きそばも、ヤングコーンやうずらの卵を入れてみた。
kekeはうずらの卵とエビは全部よけていた。
でも、エビとうずらの卵が入ることにより、あんかけ焼きそばも高級な感じがするので、次回もまた勝手に入れてみようと思う。(どうせkekeの分も自分が食べるのだから、1匹1個を大切に使いたい。)

頑張りすぎて少々疲れた。

弁当に赤いウィンナー

2013-05-15 | ぶきっちょさんの家事一般
泉ピン子の「ダメだね、この母親」と言う言葉を思い出し、起きてまっさきに弁当を作ってみた。(たぶん今日だけ)

昨日の晩ご飯の残り

ひじき→卵とチャーハンにして
塩サバ→温めて入れる
豚と玉ねぎの炒め物→温めて入れる

その他に赤いソーセージと弁当用ミートボールを入れてみた。

(美味しそうに見えないので小さい画像で。。)
撮影後、やはり卵は食べないだろうと考えて入れるのをやめた。

ここで登場する「赤いソーセージ」。
ほんとにしばらく買ってない。
何となく化学物質の感じがあって、食べる気がしなかったのだ。

だがしかし、「チクタク食卓」で高山さんが赤いソーセージをお弁当に入れている写真がおいしそうで、「赤いソーセージ」の赤がなんとも弁当をひきたてるのを知って、買ってみた。
ソーセージの袋には「植物由来の染料を使ってます」なんて大きく断り書きがしてある。
赤いソーセージ、ぜひこれからも使ってみよう。


そして仕事を終え、家に帰ってkekeの弁当箱を見ると。。。

全部完食!!
サバの皮だけがペロンと残されていた。
塩サバなんて以前だったら食べなかったし、昨日だって食べなかったのに。
炒め物もちゃんと食べたのか。。。

これからもうちょっとがんばれる・・・かも。。。


kekeに久しぶりの弁当はどうだった?と尋ねると「たまにはいいんじゃないの」みたいな感じ。
もう8時を回っていたので、今日は牛丼屋で牛丼とカレーを持ち帰りながら、ところがいつもと違うのは明日の食材を買ってきたのだった。

食べ終わって(ビールも飲んで)から、私は台所に立ちコツコツ作ったのはこれである。もちろんここで無理しては決してやらない。あくまでも「やってみようかな」と思えたら、夜でも台所に立ってみるだけ。


豚ひき肉、たけのこ(大きめにみじん切り)、しいたけ(大きめにみじん切り)、ネギを炒めて、鶏がらスープの素、塩コショウで軽く味つけしたもの。
    ↑
これを保存しておいて、夕飯に、弁当に活躍させようと言う魂胆。(^O^)

例えば・・・・ジャージャー麺にしてみたり。。。チャーハンに入れてみたり、持て余しそうだったら、マーボー豆腐に。。。どうしても使わずに悪くなりそうだったら、炒め直してレタスに包んでツマミで食べてしまおうかと。


頑張りついでに、冷蔵庫のたけのこやゴボウやニンジンを鶏肉と煮たりして。←これも数日冷蔵庫に入れておけば、好きな時に弁当に入れられたりして。。。

適当にテイクアウトも利用しつつ、ほどよく食事を作るのであった。
(明日もこれ続くのか?)

黙々と夕飯

2013-05-14 | ぶきっちょさんの家事一般
「チクタク食卓」を本屋で注文した。
上下合わせて3,200円の本を注文するのに悩むこと1ヶ月。だって3,000円あったらシャツが1枚買えるもの。
でもそれで夕食作りの励みになれば、元が取れるかも。

そして「チクタク食卓」を真似て、昨日の我が家の夕飯を写真にしてみた。(画像がきれいでないから小さいので)


●味の素クックドゥ「豚肉と玉ねぎの中華生姜焼き」で作ったもの。
 (kekeのためにピーマン少な目、肉多めで作る。)

●レンコン・ゴボウを炒めて、kekeの買ってきたひじき(惣菜)の残りを加えてみりんと醤油で適当に味付け。

●焼いた塩サバ。

●昨日の残りの枝豆。

●野菜スープ。(私は夜はビールで翌日飲む)

●買ってきたコロッケ(魚はあまり食べないkekeの分)


私的にはこれでも「作ってみた」部類に入るのだが、kekeは食卓をひとめみるなり「やっぱり後でいい。」と言い、「何が気に入らないのか?」と尋ねると「サッパリしすぎ。」と言う。
「そう思ってコロッケをわざわざ買っておいたんだよ。」と言うけど「まだ食べなくてイイ。」と言い、私が寝てから案の定コロッケ1つとご飯でオシマイにしたようだ。

安い牛丼やハンバーガーの方が2倍も3倍も喜ぶ我が息子。。。。

でも自分も昔はそういう子供だったのだ。
母の手作りカレーよりレトルトカレーの方が2倍も3倍もうれしかったし、実際に手作りよりおいしかった。
子供の頃の自分だったら今晩の食卓を見て、同じようにコロッケ一つとご飯でごちそうさま、にしていたと思う。

よく母はそんな私を寛容に見守っていたな。。。(と今になって分かる)
他に父や妹がいたから、そのために夕飯を作っていたのだろうか。。。
私と二人だったら、食事を用意するのがアホらしくなっていただろう。


なので私も何も言わずに黙々と1人で食べるのだった。。。

コンビニ弁当のシングルマザー

2013-05-13 | 母子家庭だから思うこと
昨日は「母の日」ということで、kekeからバーボンウィスキーをいただいた。
「今日の夕飯はこれで乾杯しよう!」と言うことになり、私は枝豆をゆで、アボカドサラダを作り、kekeの昼の残りのお惣菜を並べ、カルボナーラを食べながらTVをつけた。

さて食べましょうと食卓につくと、TVは「1年間コンビニ弁当を食べさせるシングルマザー」を言う番組をやっており、最近あまり見なくなった(ような気がするけど、自分TVあまり見てないだけかも)おさると言うタレントがパパ役を引き受けて、シングルマザーに対してこれじゃいけないでしょ、と一緒に台所に立って料理を促す内容であった。

私は錦糸卵を作ってるお母さんを見て「上手だねぇ、私なんて離婚してから錦糸卵なんて一度も作ったことがないよ」と言うと、kekeは「もともとは料理をする人だったけど、何もかもイヤになっちゃってできなくなったらしい」と言う。
(番組を見始めたのはここ辺りからだった。この前を知らない。)

で、私が「え?!」と思ったのは、翌朝このお母さんが起きてまっさきに風呂場に入ってて、その間にまだ小さい息子(小学生ぐらいか?)の方がおなかがすいて菓子パンを食べてるのを、観客席の姉さん連中が「えぇーーー」とか「うっそーー」と言い、泉ピン子が「ダメだね、この女」と超非難しているのである。

私はえ?と言い、「子供が朝菓子パンを食べるのが世間的にマズイことなのかね。」とkekeに尋ねると、kekeは苦笑。
何がマズイのかと言うと、家族全員で手作りの朝ご飯を「いただきます」と食べてない所がマズイらしい。
何を隠そう。私も風呂は朝入ることが多いし、kekeは朝飯を食べることが非常に珍しく、食べたいとしてもやはりコンビニのパンだと思われる。それが公開番組を見てる独身女や主婦らに非難されることだとは思ってもみなかった。

「えぇ。。だってこのお母さんだって何の仕事してるのか、何時に帰ってくるのか知らないけど・・やっぱり1人で育てるって大変なことだよぉ・・そりゃ何もかもイヤになることだってあるさぁ・・1年はちょっとひどいけど、うちだって年中スーパーでお惣菜買ってるから一緒じゃん。。」

私は自信なさげにつぶやいた。。
たしかに1年間コンビニ弁当しか食べさせない母が正しくないのは分かる。
でも、私の目の前にあるカルボナーラも「卵をベーコンを用意して作りましょう」的レトルト製品だし、kekeのお弁当に冷凍食品をポンポン入れていた私の中身はコンビニ弁当と大差がない。

それでどうして「えぇーーー」等と人様を非難することができるのだろうか。
泉ピン子だって、あれだけ仕事をしていれば、外食だってする日もあろう。仕出し弁当を食べる日もあろう。
金があるかないかの違いだけで、手抜き的にはコンビニ弁当と変わらないのではなかろうか。。。。

「そもそも弁当は高校生の娘が作っても良くは無いかい?」と自信なさげに言うと、「スーパーは車で行く所にしかないから、食材が手に入らないらしい」kekeは言う。

へぇ。。。

そして番組はおさるの手伝いもあり、お母さんはお弁当を娘にこしらえて、娘が感激する所で幕を閉じた。

「またあのお母さん、元に戻ると思うよ、そんなねぇー芸能人が2泊3日したぐらいで人間が変わるわけないよ。って言うか、そもそもサクラかもしれないし。」とつぶやいて、kekeに「チャチャしか言わないならTVを見るな」と怒られる。

私はこの日も休日のくせに疲れてしまった。
さほど飲んでいないのに、とても片付ける気力がなく(まぁいつものことだけど)、kekeの前回と今回買ってくれた2本のウィスキーとも置きっぱなしで寝てしまったが、朝起きてみると2本とも戸棚の中にしまわれていた。

叔母さんの買い物

2013-05-12 | 日記
下の姪っ子の誕生日だ。

「ミキちゃん、誕生日おめでとう!プレゼントは何がいいかしら。」と尋ねると、「シャイニーのドリームガールが入っているCD」と言う。

最近私は記憶力に自信がないので、「シャイニーのドリームガールね」とシャイニーのドリームガール、と覚えなくてはと何回も繰り返すと「複雑なのを注文しちゃってゴメンネ」等と姪っ子は謝る。何だか年寄りと孫の会話みたいだ。

そして某街中に出てきた。
ここなら何でもあるはず・・と歩きながらCD屋を見つけようとするが、見当たらない。
「あれ?ここの駅前通りはCD屋がなかったっけかな。」と思いながら、某ヨドバシの前に立ち、店員っぽいハッピを着た人がいるので「ここでは音楽CD売ってますか?」と店の前で尋ねると、「えっ!」みたいなリアクションで、ヨドバシのパンフレットを取り出し、しばらく探し「あ、あります。ここの某階にCDと書いてあります。」等と言うので店に入る。

そしてトトトトと上に上がり、その階に居る店員ぽい人に「音楽CDはどこですか?」と尋ねると、「ここの裏です」等と言われ探すが、予想通りシャインのCDは見当たらない。

「シャインって言う人のCDがほしいんです」と言うと、ヨドバシの人は機械で検索してくれた。しかし、何度も何度も検索するが出てこない。

「お客様、それは邦楽でしょうか?」
「たぶんK-POPだと思います。」
「もしも輸入版ならこの上の階のタワーレコードにあるかもしれません。」

(最初からそう言ってくれればいいのに。。)などとツッコミながら上の階に行くと、いろんなジャンルのCDが並んでおり、「とてもじゃないけど、いちいち探しておれん」と思い、店員さんに「すみません、シャインと言う人のCDはありますか?と尋ねると「それはシャイニーではないでしょうか?」と訂正され、案内してくれた。

ふぅ、あとはここでドリームガールを探せばよいのだな。。と思いながら、ケースの裏の曲名を見ると、なんとアニハセヨ。。。ハングル文字ではないか。。。(+o+)オバサンとても分からない・・とめげそうになりつつも、1枚1枚裏返して丹念にみると、たしかに「DREAM GIRL」と言う(アルファベットで書かれた)曲が入っている大きなケースがみつかり、それをレジに持って行って「これ、CDでいいんですよねぇ?」と再確認してもらって、購入する。

それから上の姪っ子にも何か買っていこうと思って、高校生ぐらいの子が着るようなキャピキャピした場違いの店に入って、これまた真剣にTシャツやワンピースを1枚1枚みつくろっていくと、店員さんが近づいてきて「これは今、人気商品でお似合いですね」みたいなことを言ってくるけれど、どう見てももうじき50になる人間が着る服ではないだろうこれは・・・・服屋の店員とはそこまでしらじらしいお世辞を言うものだったのか・・・と愕然としながら、1枚タンクトップとTシャツのセットになっているのを選び、大きな声で「プレゼント用で!」と言ってみた。


はぁ・・疲れた。
たまたまその近所に「熊本名産店」と言う店があり、この前Uちゃんに教えてもらうまで知らなかったゆるキャラくまもんのグッズや食べ物その他が所狭しと置かれていた。

写真が入るくまもんのキーホルダー。
これを下の姪に買ってあげよう、大好きなシャインの写真も入れられるように。。。とそれもオマケにつけながら、あまりにノドが乾いたので、そこで売っているソフトクリームを頼んで食べる。(甘いものが得意でない私でも食べきれる程度の小さなソフトクリームだったのだ。)

そしてしばらく歩きながら食べていたが、ハンパでない民衆の多さに「誰かにつけてしまうとやばいよな」と思って、勝手に見知らぬジュース屋の外に置かれた二人がけのベンチが1人分空いていたので腰掛けることにした。
そして、おもむろにソフトクリームを食べていると、隣に居るネーチャンの相方(♂)が突如現れ、今までジュースを並んで買っていたらしい。

その男はネェチャンの向こう側にムリに腰掛け、二人分ベンチに3人がけ・・・なんとも気まずい状況で私は残りのソフトクリームを食べる事になった。

しかし、問題はそれからであった。
「早く食べちゃお」と思って食べようとしたら、なんと!ソフトクリームに昆虫が止まっていたのである。
形的にハエではないが、大きさは大き目のハエぐらいであった。

えぇえええーーーー○○いつの間に。。。

と思いながらも200円で買ったソフトクリームをそれだけの理由で捨てるわけにはいかず、虫を指ではたこうとしたら、虫は尚更ソフトクリームの奥に入り込んでしまった。
しょうがないから、何回か格闘したあげく、つまんで思いっきり地べたにたたきつけた。
たたきつけたソフトクリームがスカートにつかなくて良かった・・と思いながら、一気に食べて、即行撤収。
ポーカーフェイスながらも疾風のように去った。。。。
(絶対あのカップル、この後↑話題にして笑っていたことであろうよ。)


それでも買ったプレゼントは姪っ子二人にとても喜んでもらえてよかったです。(^o^)V

CHINESE SOUP(チャイニーズスープ)/荒井由実

2013-05-11 | 歌謡曲・カラオケ
今日は家に帰ると、髪が少しモコモコしているkekeが居た。
パーマを掛けてみたという。もちろん初めてだ。

えっ!(0_0)

少々ビックリしたが、パーマを掛けて初めて見せた家族の反応ってどれほど大事なものであるかを、私は痛いぐらい分かっていたので、あらいいんじゃないの、みたいに言った。
kekeはうーんと言う感じで髪をなぜながら、「似合ってないかも。。」と言うので、かけ始めはそういうものだよ、2週間ぐらいすると落ち着くよ、と先輩ぶってアドバイスをする。

今はプロがブローをしているからいいが、これ1度洗髪したらクルクルを思うように扱えないのではないか?と陰ながら心配し、洗った後がなかなか思うようにいかないけど、それも2週間ぐらいすれば落ち着くと思うよ、みたいなことも言った。


それにしても、どうしてkekeがパーマを掛け始めたんだろう?

せいぜい行ってもバイトかスーパー、あとはグースカ寝てるだけなのに、どうしてパーマが必要なんだろう。
見慣れないせいか、80年代のマッチとか新田純一(名前出てこなくてググった)を思い出してしまう。
思い出してしまうが、口が裂けてもそんな事は言えない。

と言いながらよぉく考えると私も、せいぜい図書館かスーパーしか行かないくせにパーマを掛けていたりするのだった。


そして私は「COBALT HOUR」(コバルトアワー)と言うユーミンのCDを聴いている。
このアルバムは「卒業写真」「ルージュの伝言」と言う有名曲が入っているから、それなりにヒットしたのではないかと思う。リアルタイムでは知らない。
高校時代にユーミンを好きな友達がいて、次々昔のを貸してくれて聴くようになったのだ。

「さやが私の心なら 豆は別れた男たち」で「みんなこぼれて鍋の底」→「煮込んでしまえば形もなくなり、もうすぐできあがり」だと言う。
それをもうじき帰ってくる男と二人で食べるのが「チャイニーズスープ」と言う歌の歌詞である。

高校時代あんなに何回も弾いて歌っていたのに、過去の男たちを煮詰めて「あなたのためのチャイニーズスープ」とは気がつかなかった。

この曲とどうしても対に思い出すのが、ドリカムの「あなたにサラダ」である。
こっちは彼にサラダを作っていたのではないかと思う。

たしかスーパーでオバチャンに押されながら、やっとサイフを探してレタスや野菜を買ってきてサラダを作る歌だと思ったが。。。この歌を聴いて「まさかサラダ1品って訳には行かないだろうに、それにしてはサラダに力入りすぎてはいないだろうか。」と思ったものだった。

チャイニーズスープの頃は高校生だったから、「スープだけではお腹がすくだろうに」なんてことまで考えなかった。そして過去の男たちを教訓にして、あなたのためのスープをおいしく作ってるのよ、なんて今聴くとちょっと毒々しくてコミカルである。。。(そう言えば伴奏もちょっとコミカル風)

「あなたにサラダ」は男たちがレタスやトマトになっているわけではない分、聴くたびに「他には何が食卓に並んでいたのか」毎回気になってしまう。ガッツリしたメインディッシュがあったのか、それともパスタ系だったのか。。。あれだけサラダに力を注いだら、私だったらサンドイッチを買ってきて、スープを添えるかもしれない。

うーん我が家ならそれでもいいけど、男の人がこれから帰ってくるのに見切りサンドイッチでは手抜きミエミエか。。。そんな事を考えながら、今日はコロッケとメンチとサラダを買ってきて、豚汁と食べる夕飯。