津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

鈴木喬先生のお仕事

2007-06-29 10:31:50 | 書籍・読書
 6月24日の地元熊本日々新聞は、郷土史家鈴木喬先生が、故岡山県知事長野士郎氏(6期24年在任)のご先祖探しに係わられ、見事筑前国規矩郡の大豪族長野氏の末であることを突き止められたことを、氏のレポートとして報じている。長野氏は秀吉により加藤清正の与力を命ぜられて肥後に入り五千石、清正の死後は大阪城に入り討死にをしたという。
(時習館本・加藤家侍帳に一千石・長野吉兵衛とある)
 先生は1920年のお生まれだから87歳になられる。いまだ地名研究会会長、その他の要職を務められながら、相も変らぬ研究三昧のご様子である。私の玄祖父「上田久兵衛」については、ご父君の跡を継がれての真摯なご研究の結果、新たな事実を発掘していただき感謝に堪えない。鈴木家は大垣のご出身であるという。ご父君が熊本にこられてからの熊本人であるが父祖の地をお忘れではない。昨年7月には「大垣藩戸田家の見聞書・二百年間集積資料、御家耳袋」を刊行しておられる。鈴木家家蔵史料の公開第一弾である。と云うことは続きがあると言うことだが、大いに期待したい。(尚2002年2月には、戸田家過去帳御家譜・鈴木杢允家史料が刊行されている)なにせご高齢ご自愛いただきたいと節に願うのみである。「上田久兵衛」の直系子孫、スウェーデン在住の、ヤコブセン上田香さんが帰郷されたおり、お目にかかってからご無沙汰申し上げているが、暑中お見舞いを申し上げようと思っている。
http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN4-87294-052-0.htm
コメント (2)
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