津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

「ガラシャにつづく人々」

2007-06-04 20:27:02 | 書籍・読書
 列福の「小笠原玄也」について、新しい情報がないかぐぐっていたら、かって直木賞候補になった「ガラシャにつづく人々」という作品があることを知った。作者は若城希伊子という方だが、恥ずかしながら存じ上げない。
 「(直木賞)候補作家の群像」という非常に面白いサイトがある。AWARD決定の過程が窺がえて興味深い。第79回(昭和53年上半期)の直木賞だが、77,78回は受賞者がいない。そしてこの回は色川武大、津本陽の二人が受賞、候補者には泡坂妻夫・深田祐介・小檜山博・谷恒夫・小林信彦そして若城希伊子の名前があった。後には受賞される方々数名の名前が見える。

 「ガラシャにつづく人々」は
    第一章 天からのまなざし-細川ガラシャ-
    第二章 大和ごころ   -細川幽齋-
    第三章 小侍従いずこ  -清原マリア-
    第四章 黒い渦     -細川興元・興秋-
    第五章 もみじ散る   -小笠原玄也-
    第六章 炎       -細川忠興-
    第七章 心の殿堂    -高山右近-   とある。

 どうやら熊本県立図書館にも所蔵されているようだから、さっそく読んでみようと思う。若城氏は「源氏物語」の研究者らしい。どういう切り口の作品なのか、大変興味をそそられる。
 ・・・・しまった、明日は図書館は定休日だったよ・・・・
コメント
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