津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

春の便り

2008-02-08 13:51:47 | 熊本
 昨日のTV、そして今日の新聞が、一足早い桜の開花を報じている。通称「てんすい桜」すでに三部咲きになって、玉名市天水町の草枕温泉「てんすい」の玄関を飾っている。「啓翁桜」という早咲きの桜らしいが、生花用に品種改良されたものらしい。天水町の特産品として人気が高まっているという。草枕温泉、あの夏目漱石の小説「草枕」の舞台となったところである。

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早春賦

2008-02-08 11:21:33 | 徒然
 昨日の事だ。女の子が歌を歌っている。「はるはなのみのかぜのさむさや・・・」早春賦だ。二階の窓から見下ろすと、小学校二・三年位の女の子の後ろから、幼稚園児らしい男の子がちょこちょことついてくる。「■■ちゃん、『はるはなのみの』って何ね」と聞く。私は女の子が何と答えるだろうかと、俄然興味が沸いた。しばらく間を置くと「今日は寒いけどもう春なんだよ。本当は春は暖ったかいんだけど・・・まだほんとの春じゃないとたい」なんと素晴らしい答えではないか。鼻につんと来るものがあった。弟らしい男の子は「なのみのなのみの」と呪文でも唱えるように口を動かしている。スキップしながら駆けて行く姉弟のかわいらしい姿が、まさしく「春」だ。視界から二人の姿が消えると、思わず口笛を吹いている自分に気づいた。

   1.春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど
     時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず

   2.氷解け去り 葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく
     今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空

   3.春と聞かねば 知らでありしを 聞けば急かるる 胸の思を
     いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃か

               【作詞】吉丸一昌 【作曲】中田章



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