熊本県立美術館・本館では「人間国宝三人展」(2/7~3/30)が始まった。漆芸家の高野松山、増村益城、肥後象嵌の米光太平のお三方である。これは是非拝見したいと思っている。わが家には松山先生御作の「硯箱」がある。昭和28年の大水害に見舞われたおり、辛くも残った物の一つである。多分これも水に浸かったのだと思うが、漆蒔絵のあの光沢がまったく失われてしまった。おまけに、長男が小さい頃これを踏みつけてしまい、上蓋が壊れてしまった。父母が結婚祝に頂戴したもので、何とか補修できないものかと考えて来たが、そう思うままで今日にいたった。この「硯箱」を携えて、出かけようと考えている。学芸員の方にお見せして、修復の手立てなどもお尋ねし様かと思う。もう一つ壊れかけた漆が掛けられた竹細工の「文箱」もあるのだが、これは正体が分からない。益城先生の御作ではないのかと、密かに考えているのだが、鑑定をお願いし様と思っている。
熊本県立美術館には、いよいよ4月25日(金)、待ちに待った「細川コレクション永青文庫」展示室がオープンする。熊本城の「本丸御殿大広間」の復元も完成し4月20日から一般公開である。色々楽しみな熊本の春である。
熊本県立美術館には、いよいよ4月25日(金)、待ちに待った「細川コレクション永青文庫」展示室がオープンする。熊本城の「本丸御殿大広間」の復元も完成し4月20日から一般公開である。色々楽しみな熊本の春である。