津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

無告の民

2008-02-14 19:24:38 | 徒然
 TVの話である。一部しか見ていないから、前後の経緯はわからないのだが、かっての女性アイドル歌手MAが、「『無告の民を虐げず』って言葉があるでしょう」と言ったという。どうも話は、倖田來未の安易な「羊水発言」にお小言を言った上での事らしい。バッシングの嵐の中にある倖田を、『無告の民』として「そろそろ、お終いにしてあげたらどうですか」と、騒ぎすぎのメディアや、国民にやんわりお灸を据えている。・・「ご尤も」(ちなみにMAさんは、1953生まれ・第15回レコ大賞新人賞受賞)
「お馬鹿タレント」なる人種がTV画面を席巻する昨今、凄い発言だなーと感心してしまった。
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快感「三時間で一文字」

2008-02-14 08:43:55 | 徒然
 某家の先祖附を読んでいる。一度目で追い、その後Wordに打ち込みながら読み進める。これが私の流儀である。分からない文字は■として前に進む。区切りの良いとところで一休み、■の文字を改めて読みにかかる。文章の前後の関係を見て予想したり、文字の一部の「つくり」をIMEに打ち込んでそれらしい文字を見つけたり、崩し字辞典や「三體千字文」で探したり・・・昨日は「竊」という文字を見つけ出した。「ひそかに」という意味があって、前後の文章にぴったりと来る。文書に見える「ウ冠」と、右下の「禺」とも見えるつくりがヒントだった。三時間かけての成果である。古文書を読むというのは、「骨だなー」と想うのだが、「三時間で一文字」の苦労も快感になるのが何ともいえない。それでも■の数は少しも減らない。すらすらと読み解かれる人が羨ましくてしょうがない。

 最近、東大史料編纂所HPのデーターベース検索に、「電子くずし字辞典DB」という機能があることを発見、重宝している。例えば「道」という文字を検索すると、18通りの文字が表示される。プリントアウトすればいいのだが、これまた膨大な紙の山になりそうで躊躇している。
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