津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

今日、そして明日

2010-10-16 20:13:59 | 徒然
 今日は「史談会」の10月例会、家老・有吉家文書の勉強会である。
殿様は熊本城登城の御規式を終えられると、奉行所へと向かわれる。
奉行所は現在の行幸坂を登ると左手の櫓に囲まれている一角(奉行丸・・西出丸とも)にあった。政府と呼ばれる行政機構がここに集約されていた。

 前にご紹介した「同(御着座後初)御奉行所御入之式」を、奉行所の絵図を見ながら勉強である。
その後殿様は、藩校時習館を訪ねられる。こちらも奉行所同様厳格な御規式があって、今日は途中までとなったが、「同(御着座後初)時習館御入之式」を同様絵図を見ながら勉強、
この史料は初出の貴重な史料で、初めて御規式の全貌を知りうるものである。
ご提供いただいた有吉様に感謝。この「年間行事抜粋」はようやく1/4ほどが終わったばかりである。

 明日は午後から、「細川幽齋公没後400年記念シンポジウム」が催される。
熊本大学教授・稲葉継陽氏の講演「細川幽齋と天下統一」、そしてパネルディスカッション、約3時間ほど勉強をさせていただく。

 400年御遠忌にあたってのご子孫探しも一段落、一息ついての日曜日を楽しみたいと思っている。
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